冬 物 語 The stories in Winter
  宿根草(その2)The perennial flowers (Part 2)
         
19  フロックス  20  リアトリス 21 ルリタマアザミ
22  バーバスカム  23 ダイアンサム かほり  24 ニーレンベルギア
25  マーガレット 26  オステオスペルマム 27  キンギョソウ
28  モナルダ(ベルガモット) 29  アレナリア モンタナ 30  オーブリエチア
 
 19)フロックス  

これは丈夫で、ハウス外に放置しても大丈夫。でも、我
が家では意外に殖えないのです。花も華奢で量感がありま
せん。蝶が好むはなので、なんとか大きくしたいのですが・・・。
土が合わないのでしょうか?どなたか、ご教授をいただけれ
ば幸甚です。 
また、毎年うどん粉病の被害が甚だしく、どうにかならないも
のかと頭を悩ませる。
 
   
20)リアトリス   6月中旬〜    

これは丈夫で、ハウス外に放置しても大丈夫。これも蝶が大好きな花で、ミツバチや蝶が訪れることが絶えません。球根で増殖するので、増殖(専有面積)はそれほど大きく変わらないのが嬉しいところです。不思議なことに、こぼれ種はとてもたくさん落ちるようですが、子苗を見たことがありません。発芽が難しいのでしょうか? これ以上増やす必要もなく、また、消滅することもなさそうなので、さほど気にはしていないのですが、種による増殖も試みようと思っています。冬には枯死した地上部が残り、三月になると球根から新芽が伸び出す。
 
枯れた地上部(二月下旬)
 
  4月に入って、新しい芽が伸びてきた。 6月に入って花茎が伸び始めてきた。もうすぐ開花。いよいよ夏花壇の始まりとなる。 
   
 6月の下旬となり、いよいよリアトリスもゆっくりと咲き始めた。我が家にはスピカータとコボルトの2種を植えているが、いずれもチョウやミツバチがとても好む。初夏の蜜源としてとても大切な花といえよう。
 21)ルリタマアザミ    
これは丈夫で、ハウス外に放置しても大丈夫。蝶や蜜蜂が好む花を咲かせる。ここ北関東では、その寒さから地上部は原則的に枯死するようだ。しかし翌春には確実に新芽が伸びてくる。日当たりを好み、日陰では花数が少ない。しかし、不思議なことに日陰の多いところで育った株は、真冬でも地上部が少し残っている。 
 
日当たりの良いところの株、地上部は完全に枯死している。
(二月下旬)
 
日陰で育った株。地上部が真冬でも残っている。(二月下旬)
   
  6月中旬。 だいぶ育ってきたチトニア(写真中央)。後方は花茎を伸ばしてきたルリタマアザミ。  
 
7月になって蕾が大きく育ってきた
 
開花・・・アザミにしてはユニークな花を咲かせる
  少々ユニークな花を咲かせるが、さすがアザミの仲間・・・いろいろなチョウやハチの訪問を受けている。雑草ともいえる普通のアザミを庭の中央に植える気にはならないものの、アザミの集客力には強い関心があり、なんとか取り入れたい。そのような意味でも、このルリタマアザミの活躍には期待しており、珍しいチョウの訪問を楽しみにしている。 
キタテハの訪問を受けるルリタマアザミ(写真左)
   
 22)バーバスカム 5月上旬〜中旬  
これは丈夫で、ハウス外に放置しても大丈夫。冬には写真のように株はとても小さくなるが、とても上部で、春には立派な葉を展開する。 
   

12月には、株下に小苗が芽を出し始める(写真上)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4月の下旬になってようやく咲き始めた。悪い環境にも耐え
て生き残っている株であるが、毎年健気に花を咲かせてくれ
る。可愛らしい清楚な花である(写真右)。
 
 23)ダイアンサム かほり  4月中旬〜6月中旬
 
これは丈夫で、ハウス外に放置しても大丈夫。しかし、この地の寒さには厳しいらしく、かなり傷むようだ。冬越には寒冷紗を掛けるのが良い。蝶やミツバチはさほど好まないようだ。最も生長する5月の中旬には、下段の枠を超えて広がるので、保険のつもりで挿し芽で殖やすことにしている。挿し芽の時期は、春の花の後か秋がよいと思われる。
 
寒冷紗で防寒したダイアンサス(二月下旬)
 
寒冷紗を取り去ったダイアンサス。少し傷んでいるようだ。
 
アップにすると、伸び始めた新芽が鮮やか(二月下旬。)
   
 4月になると、株は見違えるように緑一色となる。既につぼみが見え始め、花も咲き始めた。 4月中旬、ほぼ満開となる。なかなか迫力のある光景。 
 24)ニーレンベルギア   4月中旬〜6月上旬 

とても好きな草花の一つ。庭の一角を、この花で一杯にしたいと思っている。しかし、屋外で普通に栽培すると、冬の寒さにより段々と弱り、2〜3年後には消滅する。失敗を重ね、毎年播種している。今年は無加温ハウス内栽培を行ったところ、写真(2月中旬)のように元気に冬を越すことができた。確実な防寒が必要なようだ。
好きな花なので、採種して更新することにしている。
 
 2月下旬 、草抜きをしている時に、ニーレンベルギアの枯れ枝の先の花殻に気がついた。指先で潰すと、中にはとても小さな種がたくさん認められたので、これを集めて播種することにした。3月22日に播種すると、4月12日にはとても小さな苗(写真:セルの手前の小さな苗)が認められた。これは楽しみだ。  
 五月中旬、ようやく満開となった。
株を覆うように花が咲き乱れ、ニーレンベルギアの魅力を存分に発揮する。
大切に育てたい花の一つ。
 
  2015年の秋には、数年保持してきた親株が暴れ果て、その一部はかなり痛んだ状態になった。そこで種子を採取し、播種して若返りを図ることにした。

2016年1月20日
新しい苗は大きく育ち、春には花を咲かせることだろう。ニーレンベルギアが育っている場所には、こぼれ種から育ったビオラが咲き始め、パンジーの花と共にハウスの中は少し早い春を迎えているようにも見える。

 
 25)マーガレット  3月中旬〜降霜    
存在感のある美しい株姿を霜が降りる12月くらいまで保持してくれる価値ある花で、クリサンセマム・ノースポールとともに花壇のボーダーに用いている。是非とも欲しい大切な花だが、ここ北関東ではどうしても冬越しに成功しない。毎年、色々と試している。無加温ハウス内で栽培し、さらに寒冷紗をかけても枯死する(写真)。木化した茎から新芽が出てくることを期待して放置しているが、木部の皮が剥げてくるので今年も難しそうだ。寒さに耐えながら12月ころまで緑の葉を保持しているが、1月に入るととうとう息を絶えてしまう。
毎年、10月ころ新枝を挿し木して温室内(最低温度10℃)で栽培し、4月に屋外に定植している。苗が足りない時には、5〜6月に再度挿し木して殖やす。
 
ハウス内でさらに寒冷紗で防寒したにも拘らず枯死した。
 
木化した茎は、枯死すると革が剥げてくる(2月下旬)。
 
屋外栽培した株。寒冷紗で防寒し、12月頃までは緑葉を保っていたが、1月に入って枯死した。(2月下旬)
 
枝の上部を剪定し、新芽が出るのを期待。しかし、茎の皮が剥げてきているので難しいだろう。ハウス内での栽培と差異はない(2月下旬)。
3月20日 午前中は曇り。上記の枯死したマーガレットを抜き、挿し木で殖やした苗を植える準備をした。 枯死した株の基部は皮が剥げでいるので枯死したものと判断したが、枝を切ると中心部はまだ生きてることが判明。また20株以上の枯死株の基部を精査すると、わずか一株のみであるが、基部から小苗が出てきていることが判明した。挿し木株は30株以上あるので、枯死株を全て抜き取り小苗と入れ替えても良いのだが、極寒の冬をせっかく耐えてきたことから、ここで抜き捨てるのはいかにも可愛そうなので、もう少し待ってみることにしよう。4月上旬、一株以外すべての株からの更新は認められなかったので、諦めてその全ての株を撤去した。下写真の株のみは保持。  
   
春早々に、挿し木をして殖やした苗木を庭の縁どりに植えた。花は、苗木が活着した頃から咲き始めるが、5月に入ると庭の縁どりに活躍していたクリサンセマム・ノースポールが終焉を迎える頃、ちょうど良い状態で咲き誇ることから、とてもありがたい存在となる。株も葉もとても良い状態で、やはり挿し木でリフレッシュされた苗木は良いですね。マーガレットは、これから霜が降りるまで咲き続けてくれるので有難いです。  
2015年12月14日、
真冬だというのに、ハウスの内外でマーガレットの花は咲き続けている。マーガレットは真夏には一度花がなくなってしまうが、秋になって再び開花を始める。そして、冬の寒さと霜を繰り返し受けて枯死する・・・というサイクルを毎年繰り返す。したがって、毎年10〜11月に新芽を挿し木して、来年用の苗を準備している。今年は暖冬だからであろうか? まだ、生き生きとした花を咲かせ続けている。ほとんど無駄なることはわかっているのだが、ハウス外の株には霜よけをはじめることにしよう。
 
 26)オスペオスペルマム  4月中旬〜   
春から秋に増殖を続け、花も咲き続ける。寒さには比較的弱く、無加温ハウス内でも枯死する。ハウス内で寒冷紗をかけさらに防寒してやると、株(木)の一部が生き残り、翌年大きく増殖する。生き残るのは比較的若い枝で、特に地面に触れるように長く伸びたものが多い。地面に接したところから根を出し、春先(2月)には新芽を多く出している姿が見受けられる。確実にするには、5〜6月か9〜10月に新芽を切り取り、挿し木して更新するのが良い。私は後者を毎年行うことにしている。
   
 
ハウス内でも凍死する(2015年2月下旬)。若枝の先端が地面につき根を下ろしたところが生き残っている。
 
ハウス内で、さらに寒冷紗をかけ保護すると生き残るようだ。
(2015年2月下旬)
   
   
27)キンギョソウ 5月上旬〜降霜


一年草とされているが、北関東の極寒にも耐えて宿根する。
ただし、放置すると、木が大きく暴れるので秋には強剪定し
てコンパクトに仕立て直すのが良い。ただ、冬越した木はも
ろく、新芽はこの木部から伸びるので、夏に大きく伸びて花
を咲かせた新しい木は付け根がもろく折れやすいので、支
柱をしっかり仕立てる必要がある。
 
 
数年、冬越を続けている金魚草。ジャーマンアイリスの株
の隙間に育っているのだが、冬越しをして命を長らえてい
るのでそのまま放置している。
頑張ってますね・・・。
2016年11月
毎年割き続けている株は間延びしてあまり美しい姿とは
思えなくなってきたので、今年は改めて播種して新鮮な
株を補填することにした。 
 28)モナルダ  6月上旬〜    

これは丈夫で、ハウス外に放置しても大丈夫。冬のあ
いだに大きく増殖し、地下茎が周りに大きく伸びるの
が観察される。
あまり大きく繁殖させないのなら、冬のあ
いだに処理して制限するようにする。
 
   
   
 モナルダは種類によってだいぶ異なった性質を持っているらしい。この種は背丈が1.3~1.5mくらいまで高く伸びる。昨年の夏に小さな鉢植えを購入したものをここに直植えしたところ、ひと冬でこんなに大きく育った。 
   
我が家の庭には3種のモナルダが育っている。いろいろな所
から手に入れた株の大きさや花の色彩が異なる3種だが、ミ
ツバチやチョウの好みから見ると、想像以上にとても大きな
差異が認められる。ミツバチや蝶はピンクあるいはやや濃い
ピンク(写真上2種)をとても好むが、白色(写真右)の花には
ほとんど寄り付かない。ピンク系の花には羽音が大きく聞こ
えるほど飛び交っている姿が見受けられる。この花色による
ミツバチとチョウの好みの違いは、ブッドレアの場合とよく似
ている。
でも、我が家の庭では、この白く輝くモナルダの存在価値は
大きい。とても目立って綺麗です・・・!
 
モナルダ プンクタ−タ  
北アメリカ原産のモナルダ原種。チョウや蜂の蜜源としてとても良いということで、友人から種子を頂き播種した。1年以上を経過して、2016年6月に初花を咲かせた。楽しみにしているのだが、ミツバチが訪れている姿を見たことがない。静かに見守ることにしよう。  耐寒性は通常の園芸種モナルダよりも高いようだ(写真右下、2月)。
 
 29)アレナリア モンタナ  4月中旬〜5月上旬
オーブリエチアよりも弱いとされ、普通、夏の日差しで枯死しますが、バラや樹木などの影になると生き残るようだ。我が家ではモクレンの木陰で、毎年元気に増殖している。霜や寒さには強い。 
 
大きく広がっていく株(2月下旬)
 
元気な株(2月下旬)
 
4月末になって、にわかにアレナリアが咲き始めた。この花の開花を、私は毎年とても楽しみにしている。毎年大きく育っていくのだが、株の下はセメントと砂利で根が張れない状態。どうにかしないと・・・、毎年思うのだが。この株を失わないようになんとか方法を考えよう。種で殖やせばいいのかな? それも、挿し木ができのだろうか? 冬の寒さにはめっぽう強いので、なんとかなりそうな気がするのだが・・・。
 
30)オーブリエチア   3月下旬〜4月中旬   
普通、夏の日差しで枯死するが、バラや樹木などの影になると生き残る。霜や寒さには強いようだが、写真のように北関東の寒さは過酷で、防寒ネットをかけると良い。
   
   
 4月に入ってオーブリエチアの花が咲き始めた。小さな花ががぶ全体に広がる。 夏を生き延びれば、株はどんどんと大きく育っていく。
2016年10月26日、苗の植え付け
春に庭一面を覆う可憐な美しい花はとてもよく目立つ。ご近所の方々から是非分けて欲しいと頼まれることがママあり、今年は種を取り、播種して苗をたくさん作ることにした。皆様に差し上げた後、余剰の苗を庭のあちこちに植えることにした。冬の寒さには耐久性があるので日当たりが良く、夏は木陰になるような場所が好ましい。そこで、サクランボの根元の周りをこの花で覆えるように、苗を配置した(写真左下)。2017年4月には、一冬でとても大きく成長した株から、漏れんばかりのたくさんの花を咲かせてくれた(写真右下)。

2017年4月25日、およそ満開になったオーブリエチア 
オーブリエチアは冬の寒さには強いが、夏の暑さと太陽の強い光線にはいたって弱く、ほとんどの株は夏の間に消耗してかれてしまう。しかしこの暑い夏の間、風通しの良い木陰で栽培すると、とても元気な状態を維持することができ、翌年にはさらに大きな株姿で迫力満点の賑やかな花姿を見せてくれる。我が家では、バラの下草としてオーブリエチアを植えており、春先の草花の中でも最も早く花を咲かせるものの一つ。古い株では、5年を経過している。
   
  
 主な宿根草(クリック NO1〜NO9)    
1 マーガレットコスモス  バーベナ ボナリエンシス  バーベナ
4 ベロニカ 5 宿恨ガーベラ・ガーベラ  チャイブ
7 クラスペディア 8 アリッサム スノープリンス 9 アリッサム サクサティレ
 主な宿根草(クリック NO10〜NO18)        
10  ミヤマオダマキ  11 ウォールフラワー  12 ルドベキア
13  オミナエシ 14 エキナセア  15 シダルセア
16  プルネラ フリーランダーブルー  17 アンセミス イエロー  18 ヒメイワダレソウ   
 主な宿根草(上記 NO.19〜NO30)    
19  フロックス  20  リアトリス 21 ルリタマアザミ
22  バーバスカム  23 ダイアンサム かほり  24 ニーレンベルギア
25  マーガレット  26  オステオスペルマム 27  キンギョソウ
28  モナルダ(ベルガモット)  29  アレナリア モンタナ 30  オーブリエチア
 主な宿根草クリックNO.31〜NO45    
31 カスミソウ   32  コレオプシス クリームブリュレ 33 キキョウ  
34 西洋ダイコンソウ  35  オトギリソウ 36 ジャーマンアイリス
 37  ヒデンス  38 フジバカマ  39 ヒルザキマツヨイグサ
 40  ウマノスズクサ  41  タナセタム ’ジャックポット’  42 イトバシュンシャギク
 43  シバザクラ  44 クリンソウ 45  宿恨リナリア パープレア
  主な宿根草(クリック NO46〜54)    
46 ミツバ  47 ペタロステマム・ステファニー  48 セージ
 49 アガスターシュ(アニスヒソップ)  50 オキナグサ  51 カワラナデシコ 
52 アシタバ   53  クリンソウ  54 セイヨウサクラソウ
(キバナノクリンザクラ)
 主な宿根草(クリック NO55〜63 )      
 55 ガガイモ(オキシペタルム)  56 スイカズラ   57 ワレモコウ
 58  スミレ(野生種)  59   ホトトギス  60  クリーピングタイム
61   アメリカスミレサイシン(白) 62 カンパニュラ・メリーベル 63  パイナップルリリー
(ユーコミス)
 主な宿根草(クリックO64〜72)    
64 ペンステモン  65 カラミンサ(カラミント)  66  オレガノ
 67 メキシカンブッシュセージ
(アメジストセージ)
 68 パルマスミレ(ニオイスミレ) 69 シモツケソウ
 70 デュランタ・タカラズカ   71 マウンテンミント 72 アスチルベ
 主な宿根草(クリック NO73〜 )    
 73 オニユリ 74  フェンネル(ウイキョウ)  75  オルレラ
76 ムラサキケマン  77  ヤハズソウ 78 ステビア
 79 オリエンタルポピー         
 一年草へつづく Continue to Annual flowers(夏の暑さで枯死する宿根草を含む)
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