種まきの実際
 特に注目すべき草花・野菜の播種と挿し芽(その4)
特に注目すべき草花・野菜の播種 その1
 1  デルフィニウム  2  ルピナス  3  タナセタム・ジャックポット  4 エキウム
特に注目すべき草花・野菜の播種 その2
 5  カンパニュラ 6  ジギタリス  7 ペタロステマム(ダレア)  8 西洋オキナグサ
特に注目すべき草花・野菜の播種 その3 
 9  ガーベラ  10  エキナセア  11 ラティビダ  12 ルドベキア 
特に注目すべき草花・野菜の播種  その4 
13  ワイルドストロベリー  14  アシタバ   15  アルメリア  16  フランネルフラワー
17 プリムラ・メラコイデス  18 真冬の種まき         
特に注目すべき草花・野菜の播種 その5   
 A  レタス B  ピーナッツ  C 鷹の爪(唐辛子)    
挿し木(芽)による増殖の実際(1)
 1  宿根アリッサム  2  マーガレット  3  オステオスペルマム  4 ダイアンサス
  5 ブッドレア 各種    6 センダイハギ、ゲラニウム、サルビア、キャットミントなど
挿し木(芽)による増殖の実際(2)
 7  リモリウム
  ラティフォリウム
  8 ローダンセマム
 
A)レタス 好光性
 種子は光好性で、市販の播種専用土の上に、セル毎に2〜3粒づつピンセットを用いて播種した(写真左下)。播種後に指先で軽く押さえて種子を固定し、水を張ったトレイにセルを浸して乾燥させないようにする。 
  
2015年8月28日、秋まきのレタスの種を蒔いた。 
@サニーレタス  Aオークリーフレタス   Bシンプソンレタス  C玉レタス デンバー 
Dロロ ビオンダ Eロメインレタス  Fグリーンフリーレタス  Gカタローニャレタス
 
 用土は発芽用の市販品。レタスの種は好光性なので、用土の上にピンセットで2〜4ヶづつ丁寧に播種し、指で種子を軽く押さえて用土に定着させた。水を張った下のトレイにセルを浸し、用土を乾燥させないようにする。   播種後わずか2日で、ほとんどのレタスの種子は発芽し始める。写真上は、発芽を始めたレタス(ロロビヨンダとカタローニャ)の種。このあと、我が家の播種の最大の危機・・・ナメクジによる攻撃に最大の注意を払わなくてはならない。
 およそ一週間で双葉に。本葉が2枚出るまでこのまま育て続ける 本葉が2〜3枚になると、苗をポットに移す。
(写真は2015年春に播種したレタス)  

そろって発芽したレタスの小苗

ポットに植え替えられて成長したカタローニャレタス

ナメクジに食い荒らされたレタス

食い荒らされたレタスとイタリアンパセリ
9月9日(2015年)からの大雨の後、ナメクジによるレタスへの攻撃が激化した。5cm以上の大きなナメクジが続々とレタスのセルと鉢上げした苗を食害し、数日でほとんどのレタスの苗がなくなってしまうほど。なくなってしまってからその被害の大きさに気がつき、それ以降毎夜ナメクジの捕獲を行った。多い夜には10匹ほどを捕獲し、その後毎日捕獲が続いている(最近は1〜2匹になっているが・・・)。レタスがなくなった現状では食害はイタリアンパセリやルピナスなどの花苗に移り、その食害を広げている。
 5cmのビニール鉢に鉢上げされたそれぞれの苗の生育は早い。でも、この鉢で大きく育てないうち、すなわち、根が鉢底であまり回りすぎないうちに畑に定植する。その方が、畑への活着がよく、また、定食したあとの生育がとても良いからだ。私は、プラスチック鉢の中で伸び始めた根が、鉢底に到達するかどうかの時期を選ぶことにしている。 
(写真は2015年春に播種したレタス。)  

B)ピーナッツ 
2017年4月10日、ピーナッツの種まきを始めて3年になる。この2年は完全な失敗・・・播種中にほとんどの種子が腐敗してしまうという失敗を繰り返した。熟練者によるアドバイスを受けると、発芽助長のための一晩の水漬けが原因のようで、種子に水を吸わせる時間と方法が問題だったようだ。
そこで今回は、種子を水に浸したキッチンぺーパーで挟み(写真右)、約2時間放置した。正確な時間は、種子の状態を観察しながら、種子が水を吸って十分に膨らんだ時点で完了とした。約2時間で水漬けが完了するということは、種子は極めて速やかに吸水するものと驚いた。発芽するまで、用土は乾燥気味に保つと良いとのこと。

膨らんだ種子をポットに2つずつ播種

畑に定植する直前の苗

7月17日 順調に生長するラッカセイ

既に黄色の花が・・・

可愛い黄色の花が印象的

10月下旬に収穫、乾燥して実を取り出した
C)鷹の爪(唐辛子) 
2017年4月10日、播種
昨年作ったピクルスや酢漬けがとても気に入り、今年はさらに力を入れようと、その準備を始めた。そこで、新鮮で安全な唐辛子を栽培しようと思い、安易な気持ちで「鷹の爪」の種子を入手した。ピーマン同様に簡単にできるものと思っていたところ、播種後発芽するまでにおよそ一ケ月を要するという。発芽のコンデイションを一ケ月間も保つことは容易なことではない。過湿にしないように、注意しながら発芽を待つことにしよう。3月27日と4月10日の2回播種。

4月10日に播種したセル

3月27日播種、温室で20日後に発芽
5月27日、鷹の爪の生育は遅い(5月9日に鉢上げ)
6月4日、生育はゆっくりゆっくり・・・。ようやく鷹の爪らしい葉が出てきたようだ(写真右)。
特に注目すべき草花・野菜の播種 その1
 1  デルフィニウム   2  ルピナス   3  タナセタム・ジャックポット  4 エキウム
特に注目すべき草花・野菜の播種 その2
 5  カンパニュラ  6  ジギタリス   7 ペタロステマム(ダレア)  8 西洋オキナグサ
特に注目すべき草花・野菜の播種 その3 
 9  ガーベラ  10  エキナセア  11 ラティビダ  12 ルドベキア 
特に注目すべき草花・野菜の播種 その4 
13  ワイルドストロベリー  14  アシタバ   15  アルメリア  16  フランネルフラワー
17 プリムラ・メラコイデス  18 真冬の種まき         
特に注目すべき草花・野菜の播種 その5   
 A  レタス B  ピーナッツ  C 鷹の爪(唐辛子)    
挿し木(芽)による増殖の実際(1) へつづく
 1  宿根アリッサム  2  マーガレット  3  オステオスペルマム  4 ダイアンサス
  5 ブッドレア 各種    6 センダイハギ、ゲラニウム、サルビア、キャットミントなど
挿し木(芽)による増殖の実際(2)
 7 リモリウム
 ラティフォリウム
  8 ローダンセマム
主な宿根草(1:NO1〜NO18)(2:NO19〜45)(3:NO46〜49) へつづく
主な一年草(本来は宿根草を含む)へつづく
家庭菜園 有機農法の試み   (1) レタス へつづく
 
   
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