我が家の西洋ミツバチ飼育奮闘記 (2)

 ミツバチやチョウに優しいガーデニング 
2015年夏(6月中旬) 〜 2016年夏まで
 6月15日
特に何もすることがないが、週に一度は内検(上段の
み)をしている。問題なく順調に進行しているように
見える。となり(写真奥)の分蜂してできた新しい巣
箱にも継箱を加え、今ではすでに6枚の巣脾が完成して
おり、今月中には蜂蜜を採取しようと思っている。あ
とは分蜂が心配だけど、どうすることもできないのが
現実。できるだけ早くこの問題を克服しなくては・・・
。すなわち、下段の箱も内検して王台を処理するなどが
できるようにならなくてはならない。
 
   
 6月18日蜜蜂の異様な行動
雨模様の朝、2つの巣箱の門前は多くのミツバチで覆われていた。上段の巣礎枠をどんどん増やしてきたが、いよいよ上段もいっぱいになりお手上げ状態。お願いだから・・・分蜂しないで! とても心配。昨年養蜂をスタートしたのは6月末のこと。巣箱の中には3枚の巣脾枠しかなかったので、順調に殖やすことができた。でも、今年はいかにも多すぎる。どうなるんだろう。
 6月25日、2度目の採蜜
今日(25日)の日中は晴れの天気予報だったので、分蜂を避けるのを最大の目的として・・・採蜜することにした。午後からのスタートだったが、前回の経験もあり、かなり段取り良く採蜜を進めることができた。
   
 問題は、ナイフで蜜蓋を剥がす操作に手間をとること
ことだけだ。
遠心機も使い慣れ、さほど力を入れることなく高速
回転を達成し、無事に採密を終えた。 
 濾過では、ネットの詰まりを防ぐため、100円ショップで目の粗い濾過器(篩)とザルを購入し、前回より2層多い4重のろ過装置とした。最も効果のあるフィルターは中国から輸入した布製のもので、あとは大きなゴミ(巣の破片)を濾過する網となる。今回は実に効率的で、これらのフィルターが詰まるようなことは全くなかった。 
    
遠心機からおいしそうなハチミツがたら・・・り! 最も上のろ過器は目の粗いザル、その下はやや目の粗いフルイ、その下には最も目の細かいフルイ、そして一番下には中国から輸入した極微細な目の化学繊維製の三角フルイ。
   
 大きなゴミ(巣の破片)は最上の篩でトラップされ、
ハチミツはかなりのスピードで濾過される。
最後まで遠心機に残った蜜は、遠心機を逆さに傾けて時間を置くと、写真上のようにゆっくりと垂れてくる。遠心機に残っていたほとんどのハチミツが回収された。
今回の収穫・・・全てではありいませんが。味は前回のものとは大きく異なる。両者とも百花蜜なのだが、今回の方が濃厚(糖度は82%で前回と同じ)な感じがし、また、風味も明確でわかり易い。典型的な百花蜜といえよう。本当に ・・・ 美味しいです。
 
   
今日は晴れて暑く、湿度も高い。いつものガーデンテーブルでお茶を飲みながら ・・・ゆっくりと、のったりと採密を行った。結果として、前回よりは少し少ないけど、4枚の巣脾枠から総量約6000ml(6リットル)のハチミツを収穫することができた。もちろん私には大収穫です。量的にはこれで十分であること、また、近づく渇蜜期の夏に向かいミツバチにとっても貯蜜が必要と思われることから、採蜜はこれまでとして以降ミツバチ群の保持に全力を尽くすことにしよう。
6月28日真面目な? まともな ・・・ 内検
6月26日に、養蜂をされている、ある女性からメールを頂いた。私がいつもビビっている内検についてのアドバイスをお送り下さったわけだが、その中で「非力な?女の私にも出来る・・・」という行(くだり)にとても強く啓発され、これは何が何でもやらなくてはと、晴れた28日の午前中に内検を開始した。アドバイスにもあったように、予備として準備していた継箱を巣箱の側に置き、内検する巣箱の継箱の巣枠を一つずつチェックしながら空の継箱に移して行った。次に、継箱を下段の巣箱から外し、ピッタリとくっついていた隔王板も取り外し、下段巣箱の巣脾枠を一枚ずつ取り出して確認した。どの巣脾枠も両面ともミツバチが溢れんばかりに群がっており、圧倒されて卵などは全く見えない。どの巣脾枠にも蓋がされた巣がたくさん確認され、確実に新たなミツバチの誕生が進行していることが伺えた。確実な王台とみられる構造は確認できなかったが、それに似ていると思える、少しでも異様なふくらみのある巣の構造物は全て取り除いた。まずは直近の分蜂は回避できただろう。下段のすべての巣脾枠を一枚一枚精査した(つもり)が、嬢王蜂は確認できなかった。ミツバチの数が多すぎたことも原因の一つだろう。いや、それ以上に、緊張で一つ一つの行為が不完全だったのかも知れない。およそ20分くらいで内検を終了し、無事に元の状態の戻すことができた。同時に、採密するために取り出していた巣脾枠をもとの継箱に返した。
感想・・・ただ、ホッとしただけ。そして、メールをお送りくださった方に感謝を申し上げます。
7月 夏の暑さ対策(実は不要・・・我が家では)
7月に入って、まだ梅雨期の真っ只中。普通なら、夏の暑さ対策を考える必要がある。昨年は、この猛暑越えに、必要以上に気を揉んでいたことを思い出す。昨年と大きく変わったことは、この一年で巣箱の周りの木(果樹)が大きく育ち、二つの巣箱を覆っていること。巣箱の上には雨よけの塩ビ波板(少し長め)を乗せているが、その他の対策らしい対策はしていない。なぜなら、これらの巣箱は完全に木陰になり、まず暑さ対策は不要ということになる。逆に、南側に大きく育った2本のポポーと背丈より高く育ったヒマワリとともに、巣箱前の空間が小さくなり、今やミツバチの出入り口(通路)が狭過ぎることが問題となっている。
   
巣門から出てきたミツバチはほぼ直角に真上に飛立ち、逆に、帰巣する時には垂直に急降下して地面すれすで直角に曲がって巣門に到達することになる。ご苦労様ですが ・・・ 今のところ、どうしようもないのです。
ミツバチさん、申し訳ございません。 
   
7月30日早朝ミツバチ、巣門に集合
ミツバチは夏になると門外に多く集まり、涼を取るという。この現象は、事前の知識がないとまるで「分封」のように見えることからとても驚くものだが、昨年の経験から冷静に観察できるようになった。昨年は巣箱全面に広がるほど多くのミツバチが巣箱から飛び出していたが、今年はさほどでもないようだ。 上述のように、前年に比べるとさほど暑くはないのかもしれない。心配なのは暑くなって蜜源が不足することから、餌不足でミツバチが餓死すること。昨年も砂糖水を作って給仕したが、今年もいつ給仕するか・・・の問題となる。数日中に内検して巣の状況を観察してみよう。
8月6日、真夏の給餌
2つの巣箱に、それぞれ 砂糖水(砂糖:水=1Kg:660ml)と代用花粉(乾燥酵母50g+上白糖50g+熱湯20ml)を与えた。8月中に、これらの餌をもう一度与える予定。その後、巣門では大きな変化はなく、昨年のように若蜂(蛹?)が捨てられる現象も見られていない。
9月中旬、
今年の夏は、ミツバチの様子がおかしいと聞く。何が悪いのか、ミツバチが少しづつ減っていくというのだ。そしてついには、巣箱が空になるそうだ。女王蜂の異常に起因しているのだろうか? また、自分で気づいたことでは、今年の夏には、お隣の群で分蜂を2度見た。1度目は8月という夏の真っ只中、2度目は9月の中旬という共に異常な時節といえよう。いずれも、飛び立った群は小さく、握りこぶしを少し大きくしたくらいで、新たな巣箱に移して蜂蜜の詰まった巣脾枠を与えたものの、後日散逸してしまった。何か ・・・ おかしい。 我が家のミツバチは健全のように見えるが、昨年ほどには大きく育ってはいないようだ。
10月20日、冬に向けての給餌
 越冬を前に昨年同様、砂糖水(砂糖:水=1Kg:660ml)と代用花粉(乾燥酵母50g+上白糖50g+熱湯20ml)を与えた。11月の初旬にもう一度砂糖水を与えることにしよう。
11月24日、内検とフルバリネート(アピスタン)処理
内検をして驚いた。ものすごい数のミツバチがとても元気に飛び出して行き、蜜と花粉をたくさん持ち帰っているように見えていたが、貯蜜はとても少ないように感じた。人口花粉と砂糖1Kg分の砂糖水を2度も与えたのだが・・・。最近、雨と曇天の寒い日が続いたので、貯蔵を取り崩してしまったのだろうか? 保存していた貯蜜巣脾枠を1枚与えることにした。 また、ヘギイタダニ対策にフルバリネート剤を2枚、巣脾枠に吊るした。昨年のように、たくさんのヘギイタダニが退治できるだろうか?
11月27日、突然 死骸の山 
冷たい雨が降り続き、今日は久々の晴天。しかし、とても冷たい風が吹きすさぶなか、巣箱の入り口を見て仰天!死骸が山のように盛り上がって、入り口を塞いでいる。確かに寒い日が続いたが、こんなに死ぬほどではないだろう。やはり、蜜の不足かな? 確かめると、確かに貯密量が少ない ・・・ 大丈夫かな? 巣箱を掃除して、急いで砂糖水を与えることにした。
2015年度越冬の準備
昨年に続き、12月に入って越冬の準備に入った。ミツバチは巣箱の巣脾枠全体に行き渡り、その数は十分と思われるが、貯蜜量が心配。ミツバチの突然大量死のこともあり、早々に防寒箱を準備することにしよう。
12月4日 防寒箱の組立
晴れた朝、働きバチが採密に出かけている隙をみつけ、昨年作成した防寒箱(渡辺式越冬防寒箱:渡辺式越冬箱の作り方)を取り出し、その組立を行った。防寒箱はビニールシートで覆って屋外で保存していたが、品質にはまったく問題がなかった。設計者の説明通り、分解も組立も共に容易でとても便利。 
   
組み立て前の各部分全景   金具と木ネジを用いて簡単に組み立てられる
    
木ネジで固定し、わずか約10分で組立完了。発泡スチ
ロールの厚さは3cm。
 底の発泡スチロールには、巣箱の足がちょうどはま
る溝をつけている。
   
 防寒箱の中に清掃した新たな巣箱を設置 巣箱の入り口につける滑走路つきの冬用の門
   
 入り口(冬用の門)を取り付け、巣箱の両サイドから厚手の麻布で包み込む 
 巣箱と防寒箱の間に籾殻と稲藁をつめる。底部には稲藁を詰め、隙間に籾殻を注ぎ込むようにする。上蓋は隔王板にするので、この高さまで稲藁と籾殻を詰め込み、巣箱にこれらが入らないように注意する。 これで準備OK。少々重いが、この箱を抱えて現在飼育中のミツバチ巣箱の場所へ移動させる。  
 今まで使用していた巣箱を、ミツバチを入れたままですぐ横に移動させる。 
 
防寒箱を元の巣箱の定位置に設置し、巣脾を一枚一枚確
認しながら防寒箱の巣箱に移す。ヘギイタダニ対策に、
フルバリネート(アピスタン)を入れる。
移動が終了したら巣箱の蓋替わりになる隔王板を上
に載せる。周りの麦藁と稲籾の量を確認する
   
その上に、両側から麻布をかける。  
   
その上に稲藁をたっぷりと載せる   防寒箱の上蓋を閉めて完了
 
  雨除け波板を載せ、その上に重石を乗せる。これですべて
完了。原則的に、三週間後にフルバリネートを取り除くとき
以外、来年の春まで蓋を取らずに放置することになる。 
12月中旬、今年は暖冬といわれているが、突然冷えた朝
には巣箱の中から水が染み出してくる。巣箱の高湿度が
外部が冷えて濾結したものと思われる。
12月中旬、  
今年は暖冬といわれルるように暖かい日が多く、ミツバチが活発に活動する姿が見受けられるが、霜が降りる寒い日も定期的に訪れる。この寒い日でも、晴れるとミツバチは早朝から飛び始めるが、活動は主に午前中となり、午後にはほとんど飛び出さないようだ。
12月28日、
気温は9度と予想されていたが、風が無い暖かい一日となる。ミツバチはとても元気、いろいろな色の花粉の団子を足にくっつけて帰ってくる。でも、去年の群と比べると、その規模はかなり小さくなっている、残念だが。来春に期待することにしよう。 
2016年1月3日(写真下)、
年が明けてもミツバチは元気。夜から明け方は冷え込むが、昼間はとても暖かく感じる。 暖冬で、今のところ冬の寒さへの恐怖はなく、暖かい昼間にはミツバチは活発に活動している。後肢には花粉の大きな塊を携えているものも少なくない。近く暖かいうちに、内険をすることにしよう。
   
2016年1月11日(写真右)
今日も暖かい。お昼前に巣箱を見てみると、たくさんのミツバチが門の前で慌しく出入りをしていた。これくらい元気だと、ひと安心。今日は暖かいので、この後に内険をしたところ、密は比較的あるように見えるが、少し心もとないので約1リットルの砂糖水(砂糖:水=1Kg:600ml)を与えた。少し早過ぎるような気もするが、今年は暖かいので蜜源となる花が早く咲くことが予想されることへの早期対応のつもり。そして、この後の状況を見守り続けることにしょう。
 
2016年1月18日、
天気予報で低気圧の接近から大雪が予想され、雪と寒波の対策を行った。まずは可変の板を差し込んで出入口を狭める。これは毎晩のお決まりごと。厳しく冷えそうな夜には、写真下のように出入り口の幅を1〜2cmに、晴れて暖かい昼間は全開(約10cm)とする。次に、雪や雨が直接出入り口にあたらないように、幅の広い板を前面に立てかける(写真右下)。度を越した雨雪にはお手上げだが、少々なら全く問題ない。天気が回復すると、ミツバチたちはとても元気に巣箱を飛び立つことになる。
 
 出入口は天候や気温に応じてそのサイズを調節する。翌朝晴れれば、陽光が出入口に懸かるころ出入口を開放する。 緊急の防寒・防雨雪対策として、箱の両横と底に
藁を入れビニールで覆いブロックで押さえている
 2016年1月30日
大雪の天気予報で、前日からビニールハウスなどの防雪準備をしていた。雪の量はさほどでもなかったが、庭は真っ白に・・・。ミツバチの巣箱は写真右のように、門の部分は雨雪の影響をまったく受けていない。




2016年2月11日、
このところ寒さが厳しい日が続いていたが、今日は久しぶりに快晴で暖かい一日となった。明日からまた天気が崩れていくというので、今日は餌(砂糖水と代用花粉:上記)を与えることにした。
     
   
2016年2月17日、(写真上左右)
よく晴れた午前中、ミツバチは元気に飛び出していく。もう直ぐ春・・・ご近所の梅は満開で、蜜源も一安心。ミツバチさん、頑張って! だいぶ経って、門前にたくさんのミツバチが外側にお尻を向け、そのお尻を高く持ち上げている姿に気がついた。これ、何をしている姿だろう? みんな揃って ・・・ 何か奇妙な格好ですね。 ご存知の方がおられましたら、ご教授いただければ幸甚です。
2016年2月26日、(写真右)
春らしくなって、ミツバチの増殖と活動が活発になってきたことが観察されるが、このところの冬のような明け方の冷え込みに、依然に観察されたことがある巣箱の出入り口に滲みた水が観察された。ミツバチがかなり殖えていることと、巣箱内で活動が活発になっていることが推察される。時間を経ると、少々天気が悪くてもミツバチの活動は活発で、様々な色の花粉塊を足につけて帰ってくる姿が嬉しい。

 
 2016年4月2日 継箱の設置(写真右)
春の到来で、巣箱が見るからに賑やかになってきた。久しぶりに内険すると、巣脾枠はすでに展開の余地ナシ。女王蜂が産卵する域が貯蜜領域にかなり侵されているように見える。王台はまだ作られてていないようだが、怪しそうな巣を見つけて処分した。私の私的な理由で1ヶ月に及ぶ入院を経て、数ヶ月は重いものが持てない状況で、越冬箱の分解ができないため、昨年のように半分解で2段目を継いだ。そして、下段から働き蜂でいっぱいになっている有蓋巣脾枠を2枚選んで上段(継箱)に移し、下段には巣脾枠を2枚増やしてミツバチ更なる増を期待するとともに、上段には巣脾枠を1枚と巣素枠を1枚加えて、貯蜜に備えた。
 
 2016年4月6日(写真下)
暖かくなり、いよいよ春も本番に近づいたようだ。ミツバチの活動はすざましい程。今年になって最大級の時騒ぎを観察した。時騒ぎに参加している若い働き蜂と収穫を巣に持ち帰ってきた働き蜂で門はごったがえし。ミツハチが順調に殖えている証にとても満足。ミツバチさん頑張って・・・そして、ありがとう。
 
2016年4月12日
今日も春らしい日差しが暖かい。ミツバチが一段と増殖したように見えるので、内険を行った。下段に入れた巣脾枠は既に一杯となり、ある1枚には5〜7つの王台が見られたことから全て取り去ることにした。他の巣脾枠も観察したが、王台が作られる巣脾枠は特定のものに決まっている様に見える。既にかなり生長した幼虫も観察できたが、ローヤルゼリーの中で生長中の小さな幼虫も観察された。なるほど、これを放置していたらたくさんの女王蜂が誕生し、巣箱の中はかなり混乱することになるのだろうな。上段に入れた巣礎枠では既に巣を完成させており、貯蜜が進行しているようだ。さらに新しい巣礎枠を入れて巣箱の上蓋を閉じた。ミツバチは期待通り、順調に増殖しているようだ。
2016年4月16日, 防寒箱を外す
暖かく晴れた日の午後、とても不思議な光景を見た。巣門の周りにものすごい数のミツバチが集合し、滑走路からは地面に着きそうなまでの大きな塊となって垂れ下がっている。まるで分蜂のようだ。12日に内険したときに、王台を全て取り去ったので、分蜂などするはず家内のだが。取り残した王台があったのか、それとも、既に新女王蜂が誕生していたのだろうか? 処理した王台の中の幼虫は全てまだ蜂の姿をしていなかったことから、既に新女王蜂が誕生していたとは思われない。おそらく、防寒用の外箱をまだ外していなかったので、巣箱内が暑くなりすぎたのではないだろうか。お隣にお手伝いをお願いして、外箱を外すことにした。というより、重いものをもてない私の代わりに、すべてをやって頂いたとになる・・・感謝。
 
 
まず上段を外し、下断の巣箱と共に外箱を脇に動かした(写真上)。元の巣箱の位置には新しい巣箱(下段)を設置し、脇に移動した下段の巣箱から巣脾枠を一枚づつ新しい巣箱に移した。移動を完了した巣箱の上に隔王板を乗せ、その上に巣箱の上段を乗せて、移動を完了した。外箱に溢れるように集合していたミツバチは、その一時間ほどをかけて元の位置に設置した新たな巣箱に移動した(写真右)。

 
2016年 最初の分蜂
 2016年4月18日,
昨日は、雨こそ降らなかったものの強風が吹き荒れる大荒れの一日だった。今日は、薄曇ながらも気温は高い。朝の7時頃巣箱の様子を見に行ったところ、普段と変わりはなかった。ところが、9時過ぎに庭に出ていた家内から「ミツバチの羽音が激しく、巣箱に行ってみたら、ものすごい数のミツバチが飛び回っている。」、とのこと。どうやら分蜂が始まったようだ。16日のミツバチの大きな塊は、実は分蜂の兆しだったのだろう。王台は全て処理をしたのだが、既に新しい女王蜂が誕生していたのだろう。
   
 ミツバチは約30分ほど近くを飛び回った後、7〜8m離れたツゲの生垣、高さ50〜60cmの低いところに大きな塊を作りあげた。 突然のことで、新たな箱の準備が万全ではなかった
が、汚れた巣脾枠1枚と巣礎枠3枚を入れた空の巣箱
を、ミツバチの塊の脇に据えた。 
   
 空のポリバケツを塊の下に備え、塊がついた枝を強く
ゆすって塊をポリバケツの中に落とした。
一網打尽となったミツバチを、巣礎枠を備えた空の
巣箱に流し込んだ。 
   
 空の巣箱は既に一杯。女王蜂を探したが見当たらないしかし、周りを飛翔していた蜂が巣箱に向かってどんどん
と降りてくるので、女王蜂は間違いなく確保されたと思
われる。
蓋を巣箱に載せて作業は終了。 まだ飛んでいる蜂が
巣箱に入ってこれるように、蓋は少し隙間を開けて
おく。全体的に、蜂は落ち着いてきたように見える
。作業は約15分。
 夕刻になって、巣箱を元巣箱の隣に移動し、出入り口を塞いで一晩を過ごすことにする。明日朝早く出入り口を開放することにする。
 元の箱は、何もなかったようにいたって静かだ。確かに蜂の数はずいぶん減った感がある。新しい女王蜂の状況を確認するためにも、早々に内険する必要があるだろう。無事に分蜂が完了すればいいのだけど・・・新しい女王蜂が活躍する状況が確認できたときに、初めて完了したといえる。



 
  2016年4月23日、再度内険
元巣箱の巣門がとても賑やかで、分蜂が危惧されることから、内険を行った。 
巣箱上段は既にこぼれんばかりの蜂で満たされ、蜂蜜の蓄積が進んでいる。下段を精査すると・・・これもまた一杯。ほとんどの巣脾でほぼ全面が有蓋巣脾となっており、ミツバチが爆発的に殖える準備が整っているように見える。女王蜂も確認できた。驚いたことは、中央の巣碑枠に特定して王台が大量に作られていたことだ。隣の巣脾にも見られたが、特定の巣脾枠では王台が幾つも並んで観察できた。4月16日にも全ての王台を処分したのだけど、こんなに短期間に大量の大台が再生産されるのは驚きだ。除去した王台が皿に盛られている(写真右)のは・・・この後、王台のローヤルゼリーが家内の口に運ばれるから・・・果たして、若さと美しさを取り戻すことができるでしょうか。  
   
 2016年4月24日、また分蜂
昨日本巣の内険をしたところだったのだが、また分蜂を許してしまった。女王蜂を見逃してしまったのだろう。今回もかなりのミツバチの量で、やはりツゲの生垣南側の隣の畑にミツバチ塊を作った。その直ぐ下の地面にも塊ができた。ツゲの塊を新しい巣箱に回収したところ、この塊に女王蜂が確認された。ミツバチを回収した巣箱を地面の塊の側に置くと、このミツバチは、続々と隊をなして巣箱のなかに移動した。
 2016年5月7日、
オオスズメバチの到来と共に、今年も昨年と同様の方法でトラップを作成した。今年のオオスズメバチ(越冬した女王蜂)の数はすごい。トラップを見るたびに掛かっているのを目撃するほど。5月17日にかなり激しい雨が降り、溶液が倍以上に薄まってしまったことから液替えすることにし、その中身を出してみたところ、驚くほどたくさんのオオスズメバチが捕獲されていた(写真下)。この収穫は、この数の大スズメバチの巣を阻止したことになるので、ご近所に大きく貢献したことになるだろうな。それにしても、オオスズメバチのでかいこと・・・鳥肌が立つほど。
   
  2016年5月18日、
サクランボの木陰に吊るしたトラップ
 2016年5月18日、
トラップの液替えで中をチェック。
オオスズメバチ 10匹、キイロスズメバチ 2匹 
   
  2016年夏(6月中旬) 〜 2017年夏まで@(NO.3)へつづく 
   
 ミツバチの好きな花 (ミツバチが訪れる花)   
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我が家の西洋ミツバチ飼育奮闘記
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関連サイト
ミツバチの蜜源
   (1)ミツバチの好む花
   (1-2)ミツバチの好む花(草花) ヨーロッパの種苗会社のリストから抜粋
   (1-3)ミツバチが好む花(花木やツタ性の花)ヨーロッパの種苗会社のリストから抜粋
   (2)ミツバチの果樹への貢献(ポリネータとして) 
総括・雑感(飼育へのヒント)  ・・・ 冬越しについての総括
飼育に用いる器具・用具についてのコメント

ミツバチ飼育における通常作業のまとめ 
 
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