我が家の庭を賑わす果物

 我が家の庭で獲れたフルーツを使った
 ジャムの作り方・レシピ (1)-2
 
 ジャムを長持ちさせるための注意・滅菌の方法とジャムの保存(ジャムを作る前に) 
 ジャムの作り方・レシピ (1) 我が家の庭で獲れたフルーツを使った
1 アンズジャム 2 ブラックベリージャム  3 ブル−ベリージャム 
4  びわジャム(改定版あり) 5 リンゴジャム  6 ルバーブジャム
 ジャムの作り方・レシピ (1)-2  我が家の庭 or 以外から手にいれた果実で作った
7 ブドウジャム 8 リンゴとサツマイモのジャム 9 ガーデンハックルベリージャム
 10  ローゼルジャム 11  キウィジャム     
ジャムの作り方・レシピ (2)-1  我が家の庭以外から手にいれた果実で作った     
(1) イチゴジャム  (2) リンゴジャム  (3) 梅ジャム 
 (4) 柚子ジャム(ママレード) (5) 梨ジャム (6) 柿ジャム 
 ジャムの作り方・レシピ (2)-2 我が家の庭以外から手にいれた果実で作った
(7) 甘夏ジャム(ママレード)   (8) 花梨(かりん)ジャム (9)  ミカンジャム
 (10)  ミカンママレード  (11) ポポージャム (12)  ラズベリージャム
(13) ジューンベリージャム        
7. ブドウジャムヨーグルトソース
毎年、庭で大量に生産される小粒のブドウ・デラウェア。100房を優に超えるほど大量に獲れるものの、ジベレリンが有効に効かないので種が残り、粒は汚くておおきさはまばら。庭で獲れる秋の味覚としていつも十二分に楽しんではいるが、どうしても大量のブドウを破棄することになる。惜しいなあと思いながら、何か有効的に利用できないものかと考えていた。
あるとき、ネットで最近のジューサー市場を目にすることがあり、種付でも搾汁できるスロージューサーが静かに流行していることを知った。確かにジューサーでブドウを絞れたら、果汁でジャムやヨーグルトソースをす来ることができると思い、思い切って購入することにした。手にしたのはHUROM (ヒューロム) H2Hで、実績のある機種とのこと。
2019年8月28日、ブドウジャム・ヨーグルトソース作り
材料とするブドウは庭でたくさん実るデラウェア。このデラウェアの栽培が不十分で、実こそたくさん生るものの、ジベレリン処理をしても種が抜けず、また、色付きもすこぶる悪い(写真右)。味は決して悪くはないのだが、恥ずかしくて外には出せない。そこで、この果実からジャムやヨーグルトソースを作れないかとずっと考えていた。実にはたくさんの種が含まれるので、単純に実を外してジャムにすることなどできそうにない。そこで、皮つきの果実をそのまま用いて、スロージューサーで果実を絞ることにした。まずは搾りたてのジュースを・・・・。これはうまい、最高!何だか美味しいジャムができそうだ。 
味はそこそこだが、色付きの悪いデラウェア

ジューサーで搾汁、右下に顆粒

生ジュースは濃厚で美味い!
材料
ブドウ  たくさん房  2000g 
     (房から外したブドウ  たくさん粒)
     スロージューサーによるジュース 1200ml
       ジャム用       900ml 
       ヨーグルトソース用 300ml
     砂糖(上白糖)
       ジャム用       180g(20%)
       ヨーグルトソース用 150g(50%) 
 
色の悪いジャム。味は素晴らしい。
準備するもの
寸胴鍋(ステンレス)、アク取り 
しゃもじ、シリコンへら、ジャム瓶(プラスチック蓋)

ジャムの量   およそ900ml  (450ml 2本)
ヨーグルトソース およそ300ml
           (250ml 1本 + 少し)
 
 
ブドウには似つかわしくない色
方法
@ブドウの房からブドウ粒を取り外し、軽く洗ってキッチンペーパーで水滴を取り除いて重量を測定
  (意味は無かったかな)。
Aスロージューサーに投入し、ブドウの搾り汁を集めて、容量を測定。
Bジャム用、および、あるいは、ヨーグルトソ-ス用の砂糖を計算する。
Cブドウの搾り汁を鍋に入れ、沸騰させてアクをとった後、砂糖を投入して果汁を煮詰める。ジャムにはおよそ30分、ヨーグルトソースには短めの20分。
D電子レンジ(600W)で約8分滅菌した瓶(蓋はプラスチック製のもの)に詰める。
  瓶は蓋を外して電子レンジにかける。決して金属蓋をレンジにかけないこと。
Eジャムの入った瓶を逆さにして約30分(瓶口の滅菌)。瓶を元に戻して完成
  ジャムの量   およそ900ml  (450ml 2本)。
 長期間保存するときには、酸化を防ぐためジャムを瓶の上部まで入れるほうが良い。  
注意:滅菌された鍋やジャム瓶の中に雑菌が入らないように、かき混ぜたり、ジャムを瓶に入れるときに、素手をなべや瓶の上にかざさないようにする。室温で1年間保存可能。滅菌失敗でカビが生えてきたらその部分を取り除き、冷蔵庫に入れてできるだけ早く食べるようにする(自己責任で)。
   
8  リンゴとサツマイモのジャム
1.サツマイモきんつばに続き、自家製のサツマイモの消費を促すさらなるレシピを検索し、リンゴとサツマイモのジャムを見出した。とても美味しいというので、これまた早速チャレンジすることにした。 ちょうど自宅で収穫したフジリンゴもたくさん残っていたので、これが利用できるのもありがたい。 
2019年2月5日 リンゴとサツマイモのジャム作り
材料
リンゴ 2個(正味600g)   サツマイモ 1本(正味500g)  砂糖 60g  ハチミツ 大さじ 4(60ml)
レモン汁 小さじ 2(10ml)  

方法
@ サツマイモは皮をむいて小さめに切り、5分くらい水に晒しておく。リンゴも皮をむいて小さく切る。
A 鍋にリンゴ以外の材料を入れてひと混ぜし、上から覆うようにリンゴを乗せる。 先にサツマイモに火を通すため。
B 弱火で30分。 アクが出たら取り除く。
C サツマイモが柔らかくなって煮汁が底から1p弱くらいになったら、ブレンダーで好みの滑らかさにつぶして撹拌する。

ポイント
ほんの少し粒々感が残るくらいするよい。少し緩めでも、冷めたら固まってくる。
結果
 450ml 1本  250ml  3本
これは美味い。味にはサツマイモもリンゴも効いているし、ハチミツの味と香りがもかなり効果的。 
9 ガーデンハックルベリーのジャム
山形へ旅行に行ったとき、ある道の駅でガーデンハックルベリーに初めて出会った。特に美味しそうでもない印象ではあったが、ジャム作りのレシピ付きに興味がわいて、袋詰めになったガーデンハックルベリーを手に入れた。そこで帰宅後、早速、そのレシピに基づいてジャムを作ってみた。初めて見た印象に比べ、いい意味で期待を裏切られ、驚くほどおいしいジャムが出来上がった。その後、ガーデンハックルベリーに出くわすことがなかったが、昨年ネットで種を手に入れることができ、畑で栽培することにした。果たして、期待以上にたくさんのガーデンハックルベリーが収穫でき、再びジャムを作ることができるようになった。ガーデンハックルベリーは一年草なので、種を採って、来年からも栽培を続けるようにしよう。

たくさんの実を付けたガーデンハックルベリー

収穫したガーデンハックルベリーの実
2021年9月5日 ガデンハックルベリーのジャム作り
材料
ガーデンハックルベリー  1050g         
砂糖 400g   
レモン汁 大さじ 2      
重曹(灰汁取り用) 小さじ 1

方法
@ 深めの鍋にハックルベリーをいれ、実が被るほどの水を入れる
A 実が浮き上がるまで沸騰させ、重曹を入れたのち、
吹きこぼれしないように火を弱める
B 灰汁を取りながら10〜15分、皮が柔らかくなるまで煮込む。
Cハックルベリーをザルにあげ、鍋の灰汁も洗い流す。ハックルベリーについた灰汁も、軽く手もみしながら2〜3度水を通し て洗い流、よく水を切っておく。
D 鍋のハックルベリーに砂糖と塩、さらにレモン汁を入れて混ぜ合わせて火にかける
E ベリーを押しつぶし、灰汁を取りながら30分ほど煮詰める。 約850gのジャムが完成
10 ローゼルのジャム
ハイビスカスティーの材料として知られているハーブのローゼルは、真っ赤なジャムの材料としても知られている。ローゼルはとても栽培しやすいとのことなので、以前から興味があった。今年ようやくその種が手に入ったので、春に播種して2本の苗を畑に植えた。苗はたくさん採れたのだが、かなり大きく生長するとのことなので、その数を2本に制限した。10月の末になって急激に寒くなってきたことから、慌てて収穫するも、ザルに山盛りに採れた実は計測するとわずかに500g足らず。もっとたくさん植えていたら良かったと、今更ながら反省。
早速、ジャムを作ってみることにした。今年は、ハイビスカスティーを試すまでには至らないようで、来年を楽しみにすることにしよう。

大きく育ったローゼルの実

収穫したローゼルの実
2021年10月28日 ローゼルのジャム作り
材料
ローゼル (収穫 463g、種実の除去後 182g)         
砂糖 82g (45%)   
レモン汁 大さじ 1      
水 100ml1

方法
@ 収穫した実の基部を少し切り取りおとし、側面に切り込みを入れて中の種の塊を取り出す。
赤いガクの部分を集めてジャム作りに用いる。 乾燥させて、ハイビスカスティーに用いてもよい。
A 水洗いをして、軽く水を切る。
B 細かく刻む。
C鍋に移し、水50ml、砂糖 82g及び レモン汁大匙1を加えて30分ほどおく。
D 中火にかけ、状況によってはブレンダーでさらに細かく破砕する。
  反省:最初からもっと細かく破砕しておくのがよい
E トロミが出てきたら火を止めて完成。
結果: 250ml 瓶に 1と1/2本  少し酸味のあるさっぱりとした美味しいジャム。ラズベリージャムとブラックベリージャムの間のような味かな?
11. キウィのジャム
キウィを庭に植えて10年を経て、近年かなり多くの実を収穫することができるようになった。2021年は、今まででもっともたくさんの収穫を経験し、かなりのゆとりができたことからジャムを作ることにした。
2021年11月20日  キウィのジャム作り
<材料>
キウィ    2179g (皮無し総重量 1901g)        
砂糖     600g  (キウイの約30%)  
レモン汁  45ml   (大さじ 3)
塩    ひとつまみ 
<方法>
@キウィを中央で2つに切り分け、スプーンで果実を掻きだす
A果実を小さく刻む
B重さを計って鍋に移す
C重さの約30%の砂糖を計量してキウィに加え、さらに少量の塩とレモン汁を混ぜ合わせて2〜4時間静置する
Dキウィから十分な水分が出てきたところで、中火で加熱
E水分が少なくなってきたところで火を止めて完成
 
   
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