ＡＣＷＪ　西日本支部主催　第82回　例会報告
日時　2009年4月29日 (水曜日　祝日）

場所：八幡市　四季彩館　2階
時間　午後1時〜午後5時
出席　会員　28人(内　東1名）　　見学者4人
出品株　合計　39株　C.walkeriana 19株　 C.nobilior　20株

今年は気候が急に暑くなったあとまたかなり冷え込み、ノビリオールの開花にかなりの影響が栽培技術や経験に関係なく公平に
あったみたいで例年になく西日本支部の本年度の最後の行事を飾る例会が地味なものになりました。ノビリオールのアマリエは
このように気難しくまたそれだけに、恋焦がれる会員の気持ちも募るものがあります。この難しい気候のなかでも福田氏の人気
投票1位、審査入賞、リボン入賞を果たしたアマリエはすばらしい花でした。
講演は古巣支部長のカトレアの交配における栽培に関してで、受粉のさせ方からはじまり、プロトコルム形成時点からの色々な
段階のフラスコ苗、やフラスコ内にカビが生えてしまった問題の実物など、自分でフラスコの世話をしない人にとっては初めての
経験で、カビのひどい匂いに喚声が上がったり、各自色々と学ぶところが多かったようです。現在西日本では自分でフラスコの世話
をしている会員が3人から5人位おられますが、その方からの鋭い(自分でフラスコの世話をしない筆者にはそういう以外ありません）
質問や興味深い指摘がありました。フラスコ苗が今年度の配布苗であったこともあって、皆関心を持ってめったにきけない話を熱心
に聞いていました。

結構多くの株がでた株市のあと、審査の小崎さんから、リボン賞、人気投票上位、努力賞、の説明がありました。時々コメントに入る
「もう1年、もう一回り立派な株にして咲かせられた姿を見せてもらいたい」というフレーズに小崎さんのノビリオールにかける情熱が
ひしひしと伝わってきました。これはたいていは賞から外れた株についてのコメントで、株を慰める?形を借りて会員のあらたな奮起を
さそうもので、小生も何回か奮起をさそわれましたが、ダメといわれるのとは雲泥の差です。

人気投票はすみましたか?	豊富なサンプルフラスコからの栽培講習	熱い株解説

C.n v. amaliae 'Madonna'	C.n var amaliae 'Iracema'	C.n var tipo fma. albescens 'Schmidt' x self
C.n var amaliae 'Perfection'	C.w 'Mateus Leme 2'	C.w var. princeps fma. concolor 'Daichi'
C.w fma. coerulea 'Full Style'	C.w 'Fettin'	C.n suave SE03-161