原  種 

021220
コロパキンギー( Paph. kolopakingii )のアルバムが、つい先日、2002年12月6~8日に、ブラジルのサンパウロで開催されたAOSP( サンパウロ蘭協会:Associaao Orchid Dfila de Sao Paulo ) ラン展に出品されたというニュースが届きました。このラン展では300以上の豪華な蘭が展示され、訪れた人の目を楽しませていたそうです。花はグリーンの色彩で濃いグリーンのストライプが入り、スタミノードもグリーンの完璧なアルバムだと言います。この花はエキゾチックなはなというカテゴリーでブルーリボンを獲得しました。所有者はCao Ta Chung さんで、ブラジルでもパフィオペディルムに力を入れていることで知られているそうです。彼の話によると、この株は苗から育てたそうです。以前からあったPaph. kolopakingii のごく普通の個体の花が自然に種をつけたので、熟したころ親株(母親株)の根元に蒔いたそうです。すると、そこから6本の苗が育ち、幸運にもその中の一本がこのalbumになったそうです・・・。
この情報は、フラグミ(Phragmipedium ) の新種発見などで良く知られているロバート・タカセさんから送られてきたものです。ありがとう、ロバート。

Paph. kolopakingii f. album ' Ling Chin '

copy right : Mr. Cao Ta Chung

次のページ

ちまたで見かけた珍しいパフィオと
すばらしい花の目次に戻る

目次に戻る