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No.7

ビル・ヘッケロース　さん　（ＵＳＡ、コロラド州）

私はアメリカ、コロラド州のロッキー山脈の麓、標高1700メートルのところに温室を立て、ワイフと一緒に比較的小型のミニカトレヤやパフィオを栽培して楽しんでいます。また、私はAOSのロッキー山脈審査地区（The Rocky Mountain Judging Region）の公認審査員でもあります。ときどき仕事で日本を訪れ、日本の蘭友を訪問することがあります。もちろん、Dr. たなかも訪問しました。

私の温室と、栽培しているパフィオの一部を紹介しましょう。パフィオの入賞花の名前　’デビ・アン’は私のワイフの名前です。私のホームページ（The Heckeroth's Orchid Page）にも遊びに来て下さい。

私たちはコロラド州、デンバーの南東部に位置し、温室は住居の南東に接続し。温室は夏のの暑いとき（数日くらいですが）には38度くらい、冬の最低気温は氷点下に落ちることがあります。とても寒いところなので、熱の電導率を低くするように工夫してエネルギーを節約するようにしています。寒いときでも、暖房に要するガス代は30ドル/月くらいでしょうか。私たちの住んでいる地域では、家の色彩も地域の建築協会のより規制されています。

	温室は南東向き。気温は夏の最高温度が38度くらい、冬の最低温度はマイナス３０度くらいになることがあります。従って、温室は省エネ型で燃料として用いるガスのコストを下げる工夫をしています。屋根はガラス線維素材の波板で、サイドは同じガラス線維素材の平板で作られています。
	温室内の温度は、一年を通じ最低温度が15度になるようにしています。暖房機は自然ガスを用いるガスヒーター（写真）で、冬の最も寒い時期にも耐えることができます。日除け材は温室内に張り、熱が外に逃げるのを防いでいます。