ラン懇話会第66回大会のご報告

  ラン懇話会第66回大会が平成24年12月9日に開催されました。
明治大学 アカデミーコモン棟11階311C教室にて行われ、最寄り駅がお茶の水ということもあり大勢も方にお集まりいただきました。
今大会は、長年ランの生産技術と育種の研究に携わってこられた千葉大学教授三位正洋先生と愛知教育大学特別教授一橋正一先生の講演でした。

○ラン生産と繁殖、課題と今後の展望○

 午後10 時30分に会長の挨拶が始まり(写真左)、今回の大会の趣旨や講演課題の紹介がありました。沢山の方にお集まりいただき,会場は、満員となりました。

   今回の最初の講演は、「ゲノム構成からみるランの雑種と倍数性変異」について、愛知教育大学の加藤氏の講演からでした。

 2番目は、「夢の園芸植物をつくる-青いコチョウランの誕生まで」というタイトルで千葉大学の三位氏の講演でした。長年園芸に関わってこられたお話で、三位氏の集大成を短い時間ではありましたが紹介いただきました。

   「ノビル系デンドロビウムの栽培の歴史と今後」で浅井大桂園の浅井氏の講演でした。

 「ラン研究45年-ランの美しさ魅せられて」いうタイトルで愛知教育大学の市橋氏の講演は、ランとの出会いから今日までの話でこれもまた、すべてを話すには時間が足りないと思われる講演でし。


 懇親会は講演会場の1階にあるカフェレストランで行われ大勢の方が参加され、盛大な会となりました。