2006.4.8

導電率について

 2006.4.8 

                                齊藤 保

先日のサロンでドイツから来られたMr.ポポウの話にありました施肥濃度を導電率であらわすと言うことが気になっておりましたので、仕事の帰りに秋葉原の電気街で導電率計を購入し、我が家の井戸水で濃度に関する試験を行いましたので報告いたします。


導電率計 CUSTOM CORPORATION 製 CD5021型 測定範囲10〜9999μシーメンス   
使用した水:自家井戸水 5g
液肥:ハイポネックス 5:10:5

1.井戸水5リットルをバケツに汲み置きして半日放置(水温を25℃に近づける為)

2.ハイポネックス原液を1mgずつバケツの水に投入、良く攪拌し1、2,3、4,5mgの順番で導電率を測定しました。


表1:ハイポネックス希釈倍率とシーメンス値

水mg

原液mg

倍率

導電率μシーメンス

備考

5,000

 1

 5,000

 330

 2006/4/5測定

 

2

2,500

380

 

 

3

1,667

450

 

 

4

1,250

550

 

 

5

1,000

640

 

 

6

833

740

 

注:井戸水の導電率は液肥無添加で260μシーメンスありました。

上記の測定のほか下記のデータも取りましたので参考にしてください。

1)    290μシーメンスの水5gにハイポネックス原液4mg添加した時600μシーメンスの希釈液が得られております。この時の希釈倍率は1250倍
井戸水も汲み置き時間が長いと、水温が変化するせいか導電率も変化します。
それと、測定器の校正誤差も発生します。

2)    360μシーメンスの水200gに70mgのハイポネックスの原液を添加した時600μシーメンスの希釈液が得られています。希釈倍率は2800倍となります。360μシーメンスの水は、タンク内の希釈した水を使い切らずに井戸水を足していった為に導電率が通常の井戸水より高くなっているものです。

以上の結果のみから結論を出すなら、ハイポネックス(5.10.5)と我が家の井戸水(260μシーメンス)を使用して600μシーメンスの希釈液を作るには約1000倍の希釈液を作れば良いのではないかとの結論と致します
 
 最後に、今回の導電率の測定では、ハイポネックス原液の計量誤差が相当あるもの
と思います。これは原液の計量で1mgは実際にはかなり少量であるため表面張力により計量カップで正確に測る事が出来ませんでした。又、導電率測定器の校正も校正溶液温度を25℃とする必要がありますが、この点でも常温で校正しておりますので誤差が発生しております。今後もう少し正確に希釈液を作って導電率を確認してみたいと思います。その折は再び皆様にご紹介したいと思います。            
                                  以上