沖縄産ドロマイト葛生産ドロマイト

7月27日に開催されたサロンで配布された沖縄のドロマイトと、葛生のドロマイトを比較して調べてみました。沖縄産のものは渡名喜会員から送っていただいたもの、葛生(栃木県)産のものは小林会員からいただいたものです。

袋に入っていて見にくいですが、左の灰色のものは葛生産で、右側の白褐色のものが沖縄産です。
まず、両方のドロマイトを50g計り取りました。
それらを、ちょうど50ccの蒸留水を入れたメスシリンダーに移すと、それぞれの石の容積が解ります。左(葛生産)のドロマイトの比重は2.63、一方、右(沖縄産)のドロマイトの比重は2.5でした。
今、私の研究室ではpHメーターが使えない状態なので、隣の生化学教室でお借りしてpHを計りました。汚い・・・pHメーターでしょう。でも、バリバリの現役です。私の研究室にあった高級 pHメーターは何方かがお持ち帰りになりましたが、その方が何倍も上等な機械でした。あのメーター、活用してくれてるかな?
おそらく、アルカリに傾くことを予想して、標準液はpH4とpH10をもちいました。葛生産のドロマイトのpHは9.20、一方、沖縄産のドロマイトのpHは8.76でした。
サロンの会場で、何方かがこのドロマイトを嘗めてみて、「チョット、塩辛いかも知れない」と言われていたので、一応、塩素イオンのチェックをしてみました。塩素イオンは8%硝酸銀の水溶液を数滴加えると白い沈殿を生じます。右は5%NaCl(食塩水)で、白い沈殿が大量に生じているのが見合えます。葛生産と沖縄産のものは少し白く見えますが、元の色です。もっと遠心すれば良かったのですが・・・。すなわち、沈殿は全く(?)見られませんでした。私も嘗めてみましたが、塩分は感じられませんでした。後日もう少し詳しく計ってみます。 ('03.7)