第4回 ワルケリアナ展2004

            日程:12月11日(土)から19日(日)まで
            場所:ワカヤマオーキッド特設会場
                和歌山市新和歌浦2−10  

          ☆2004.12.11
            今回はACWJメダル審査の依頼があり出張して来ました。
           穏やかな小春日和、和歌山市駅に着いた時はセーター1枚でも暖かくとても気持ち良いお天気でした。
           ACWJ会員の小崎さんに迎えに来て頂き一路ワカヤマオーキッドさんへ。
           車の中には、今から出品すると言うワルケが一鉢吊ってあり香りを楽しみながら会場へ向かいました。
           現着するとACWJの会員さん達やお客さんで賑わっており、既に展示してある沢山の花々も華やかで、
           ワルケリアナは和歌山の会員さんならではの素晴らしい花やナトラルの花とバラエティに飛んでいました。
           花を鑑賞しながら歓談した後別室でメダル審査しました。
           最近のシブリングでは、ペローラの整形花と色の付き方の変化が多く目立っていました。


ワルケリアナの話をしたら話題がつきない会員 ‘Hiruzu’


有名なC.walkeriana var.flamea‘Tokutsu’GM/JOGAです。
去年入賞した時の花は左の様なflameaでしたが、今年右側の花が後2週間位で咲きそうな蕾の時に
暖かさで一気に咲いてしまい全然違う個体の様な花が咲いたそうです。
ペタルの縁には色が乗り整形で美しく、1株で2つの花を楽しめました。
ワルケリアナには作り、栽培環境で毎年同じ様な花が咲かないから面白いと言う
趣味家が多いですが、まさにその通りの花を目の前にした時にはびっくりでした。
右の小さい写真は、この個体作出者の鎌田氏(左)と、良い個体に巡り会えると言う強運の持ち主得津氏(右)
ん!!良く見えない? と、仰る方はワカヤマオーキッドさんに行かれて直接御本人にお逢いして下さい。


tipo‘Iwashita’בMirian Suzuki’

‘Adonis’と‘Mirian Suzuki’も
出品されていましたが形、色、コラムの所に色の
乗り方とどれも同じでした。
この個体は今年で2回目の開花ですが
凄く丈夫な株なのか栽培の仕方が上手なのか
しっかりとした大株に育っていました。
平鉢の底は水はけがよくない為大きな穴を開け
底と水苔の間も空間がありました。


メダル入賞

 AM/ACWJ 85p C.walkeriana var.perola‘True Lotus’(1花茎3輪) 小崎敏明さん W
AM/ACWJ 82p C.walkeriana var.perola‘La Unica’(1花茎2輪) 得津龍生さん 非会員
 AM/ACWJ 80p C.walkeriana var.perola‘Romeo’(2花茎4輪) 得津龍生さん 非会員
AM/ACWJ 80p C.walkeriana var.perola ‘Asuka’(1花茎2輪) 広岡政子さん W
HCC/ACWJ 78p C.walkeriana tipo‘Chianti’(1花茎3輪) 得津龍生さん 非会員
HCC/ACWJ 77p C.walkeriana tipo‘Saint Lotus’(2花茎2輪2蕾) 小崎敏明さん W
 HCC/ACWJ 76p C.walkeriana var.perola‘Happiness’(2花茎6輪) 保田久美子さん W


var.perola‘La Unica’ 左の個体を写真付きで購入された。
その時の写真がこれで、誰もいらないと
言ったのを得津さんが入手され良い花が
咲いたと小崎さんが残念がっていた。笑


var.perola‘True Lotus’
この個体の良い所はセパル幅が広く反らずに、
そしてラテラルセパルが上に上がらずリップを
包む様にビシッとしているのと、花全体の丸さ
var.perola‘Romeo’


var.perola ‘Asuka’ tipo‘Saint Lotus’


var.perola‘Happiness’
Sanchaの子供で花弁の反りが少なく
リップが良いのが評価された
tipo‘Chianti’
EscuraבBeteraba’の子供で
Escuraの血を引いて色が濃い


ACWJ役員 入賞株を計測している審査員


良花のナトラル


パーティーの前に入賞花の解説をしている古巣氏
            ☆★☆
素晴らしい花を観賞出来た事と、いつもながら
さりげなく暖かい気配りでお持てなしして下さる
ご家族の皆さん、和歌山洋蘭愛好会の皆さんと
楽しいひとときを過ごせてとても嬉しかったです。
滅多に手に入らない焼酎「森伊蔵」も何故か2本も
差し入れがあり、ご馳走も美味しく
一晩呑み明かしたい・・・いえ、語り明かしたい気持ちを
ぐぐっと堪えて、『暖かい気持ち』を一杯お土産に戴き
無事帰路に着きました。
こんな機会を作って下さった和中さん、
ありがとうございました。<(_ _)>
 

  

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