このコーナーでは主にワルケリアナの栽培に関する「質問」と「回答」を掲載します。
掲示板やメールでのご質問、ワルケリアナ協会の例会での質疑、その他
いろいろな場面で話題になった内容を順次載せていきますので、
ご質問や回答へのご意見等をメールまたはFaxでお寄せください。

※回答は、東京近郊での栽培を想定して書いていますので、地域差を考慮して栽培の参考にしてください。
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 HPにて「バルブを太らせるには、一日の最高最低の温度差を確保する様に配慮する事が必要です。」とありますが、これは1日の温度差があった方がよいということでしょうか?よく、日中と夜間で温度差があるとよくないと聞きますが、大丈夫のでしょうか?具体的にどのくらいの温度差があるとよいのですか?(0405-1) 一般的には一日の温度差は、10〜15℃が目安です。
温度差が大きいほどバルブが太ります。
 水遣りは夕方の方がよいとのことでしたが、温室を持っていないので温度が保てません。それでも夕方にあげたほうがよいのでしょうか?それともある程度の温度がなければ、やはり午前中にあげて夕方シリンジするとかの方がいいですか?(0405-2)
 昼間は気孔も閉じて水分も吸収しませんので、午前中の水遣りはやらない方が良いでしょう。午前中の水遣りは根腐れの原因になります。多少温度が低くても夕方以降の水遣りやシリンジが良いのです。

CPや小さい苗は乾いたら直ぐに水をやってください。この場合午前中でも構いません。
 ワルケリアナは乾かし気味で育てるとのことですが、夏場でも乾かし気味の方がいいのでしょうか?それとも、夏場だけは水をどんどんあげた方がいいのでしょうか?(0405-3)
水遣りは水苔の場合、乾いてからやるのが原則です。夏場も同じです。乾く前にやると古い根は腐ってしまい、葉が落ちる原因になります。
 葉も根もないバルブは捨てるしかないのでしょうか?復活は見込めないですか?(0405-4)  バックバルブはバルブが古くなったり、根腐れが原因で葉が落ちることがあります。バルブの根元にある潜芽が生きていれば芽が出てきて新しいバルブが出来てきますので、復活の可能性はあります。 通常芽の後に根も出てきます。 潜芽は茶色になって枯れたようになっていても、生きていることが多いので諦めないでください。 株分けする際は、最低でも3バルブくらいあった方が良いでしょう。 株分け際は必ず新しいラベルを作り、名前と共に植え替えた日付を書いておくと管理し易いでしょう。
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2004.6.11
Sato's TOKYO WALKE-CLUB