プチ旅行

 
   

最近、家内と日帰りプチ旅行を楽しむことがしばしば。
時間的なゆとりができたわけでもなく、
むしろ忙しくなったのに。
ようやく子どもが手から離れ、
精神的なゆとりができたからでしょうか。
それとも、無意識のうちの・・・家内への気遣いからでしょうか。
「うちは母子家庭」と言われ続けながら、
ずっとずっと、自由に、気ままにさせてもらっていたから・・・。

唯一の休日、日曜日。
そして、滅多にはないフリーの日曜日・・・たまには惰眠を心ゆくまで貪りたい。
しかし決死の覚悟で、風呂上り、
・・・「明日いや今日、日光へ行こう!」
一瞬・・・「ピクッ!」
「ブツブツブツブツ・・・」 解読不能?
エッ!
これも、僕のわがまま?

このところ、日光・奥日光へは毎月行っている。
すがすがしい森林浴。
季節ごと、いや、行く度に変わるその顔に、
新たな発見と感動を繰り返す。
体じゅうの汚れた空気が、ゆっくりと入れ替わるのを体全体で感じる。

家内との、他愛のない会話と花や自然への共感。
もちろん、私だけじゃァないよね?

帰りには必ず、東照宮に近いレストラン「明治の館」で夕食をとる。
懐かしい、婚約時代のデートお決まりコース。
オーダーメニューも、何時も同じ。
先月のお決まりディナーで、
突然・・・「私、もう飽きた!」

夫婦暦25年、
「なかなかのいい夫婦」と・・・自画自賛。
でも、家内にはずっと我慢を強いてきたんだろうなァ。
パフィオに名前をつけるくらいでは許してもらえないだろうなァ。
無言の感謝・・・
「阿吽の呼吸」って信じているけど、「すれ違い」の始まりのかも。
夫唱婦随と仮面の夫婦は、表裏一体?
・・・一抹の不安。
熟年離婚?
・・・覚悟しなくては。

現在の、温室に集い・群れる魅力あふれるマドンナたちと。
昔の・・・マ・ド・ン・ナ?
皆さんはどちらを選びますか? 選べますか?
いや、選択されるのはこちらの方。
若いときから・・・難関突破は優柔不断!
「来るものは拒めず」
「去るものは追えず」

 

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