パフィオペディルムの新品種(その10のつづき)

No.14

  Paph. parnatanum(パーナタナム)

 パーナタナム(Paph. parnatanum)は、ウィリアム・カベストロ博士により新種として1999年の2月にフランスの雑誌(IAPT)にフランス語のレビュー(Orchidees, Culture et protection, N。38, 1999)として報告されました。この度(1999年9月28日)、その追加論文としてパーナタムの新種としての考察を詳しく著した論文が発表され、その別刷が送られてきましたので紹介します。残念ながらこの論文はフランス語で書かれているので解読できません。ここでは、近似種のスクハクリ( Paph. sukuhakulii )やワーディー( Paph. wardii )とを解剖学的に細かく解析比較し、新種として明確な違いを見せていることを示しています。

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