フラグミペディウムの新種

 

NO.7 Phrag. andreettae

150118

                 by P.J. Cribb & F. Pupulin  

 

新種 Phragmipedium andreettae が エクアドル北西部の標高500〜1000m で発見され、P.J. Cribb と F. Pupulin によりLankesteriana 6(1): 1-4, 2006にl記載された。
この新種はPhragmipedium fischeri に似て、強く関連していると考えられるが、Phragmipedium fischeri に比べると、葉が細いこと、花色が淡桃色から白色で、長楕円形から楕円形のペタルは少し捻れて、ドーサルセパルの先端は抱え込んでいる。
 
花茎は長さ13-16 cmでやや反りながらも直立し、枝打ちは無いか、あっても一つのみ。セパルは淡い桃色、ペタルは白色で基部は桃色を帯びる。ドーサルセパルは 2.1-2.2 x 1.2-1.3 cm、ペタルは2.4 x 1.6 cm、リップは 2.1 x 1.2-1.4 cm。自生地は Phrag. fischeri とよく似ている。
新種 Phrag. angloi (B, 新種NO.10参照) Phrag. andreettae (C)

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