パフィオペディルムの高温栽培(NO.2)

例1. 亀井 隆さん(栃木県宇都宮市) 写真提供

温室内温室についてのアンケート
外枠の温室について
1) 温室の広さ 10
2) 暖房の方法 温風
3) 設定最低温度 15 ℃
温室内温室について
4) 温室の広さ  幅x奥x高(cm)65x40x120(cm)
5) 材料 (2) 市販の小型ビニール温室。
(アルミフレームのため腐食しにくい)
6) 暖房の方法(消費電力)   (2) パネルヒーター (200W)
7) 設定温度 18
8) 扇風機の大きさと台数 コンピュータ冷却ファン 2台(上下に取り付け)
9) 湿度対策 (3) その他:小林重信氏方式(腰水もどき)
10) 他、情報何でも・・・・ アルミ温室は下記写真のように、栽培棚(地面より約60cm)の上に乗せて設置しま
した。従って地面に据え付けるよりは目的温度が容易に得やすいし、保温も長持ちしやす
いのではないかと思っています。

昨年末に近くのホームセンターでアルミの温室を購入しました。
ブラキやフラスコ出し苗にと思ってセットしたものです。

このスペース(温室の端)に、無理やりに置くことにしました。
大きなものではありませんので、何とか・・・です。
近所のホームセンターで、小型アルミ温室を安く購入。
そもそもブラキは少ないのでこんな程度でOK?
試験的に始めたものです。

ファン(天井)と加温装置です。もちろん電気です。
ヒーターは200W、サーモで温度設定ができます。
18℃に設定しましたが、夜間は23℃〜24℃でヒーターは止まります。しかし日中はそのままにしておくと、晴れた日は32℃程度まで上がります。ファンをまわしているので蒸れはありませんが、逆に乾きが早いです。ですから、湿度の方も腰水気味にしています。

ビニルカバーをかけると、こんな感じですね。

最初はこんな状態でした。もっと置こうと思えば可能でしたが、いきなり沢山置いて中が高温になってはと心配もあり、ほどほどにして実験しました。現在はもう少し入ってます。 保温効果を高めるためにカバーをしてみました。
効果は不明ですが気分的に冷えにくい?

この写真は設置当時に撮影したものです。春から最近までは他のものと栽培条件は同じです。ですから、効果は冬場の違いですね。株が休まずに生育しているのが感じられます。これが一番顕著に分かる効果です。よって、その成長のタイミングに合わせて肥料も与えることで、より一層の効果を生みそうな気がいたします。この冬はこんなことも試して見ようと思っています。

     

(2)へ続く

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