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洋ラン展 in スパリゾートハワイアンズが、福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズで開催された。この蘭展は、規模の大きな洋ラン展を東北地方でも楽しもうと言う趣旨で、近隣のランを愛する趣味家や愛好会が中心となって3年前から開催されるようになった。私自身、この蘭展を訪れるチャンスは毎年あったものの、なかなか実現できなかった。今年は蘭展での講演を受諾したこともあり、楽しみにしていたこの蘭展をようやく訪れることができた。スパリゾートという印象から、地方の比較的小さな会場で頑張っているのだろう・・・と安易に想像していたが、この予想は見事に裏切られた。まずは、スパリゾートハワイアンズの規模の大きさに驚かされる。温泉を利用したリゾート施設はとてつもない規模の大きさで、ホテルだけでも350室を越え、さらにこれらは一年を通して予約でほとんど埋まっているという。そしてここを訪れる客は毎日5000人を下らないとのことで、近年の不景気をものともしない盛況ぶり。蘭展の会場は、ウォーターパークと呼ばれる大プール(温泉プール、写真参照)の2階にある特設会場と、バナナ温室のトロピカルガーデン。かつてから、少し温度が高すぎるのではないか・・・と言われていたが、リゾート内はホテル備え付けのハワイアンズのアロハシャツ、半袖シャツ、そして、水着姿のお客さんが入り乱れている。冬服をまとった私たちは、思わずめまいを起こしそうな・・・真夏の場内であった。そして、蘭展の会場は、参加者の意向を汲み、今年は温度を少し下げたという。今回の私は、最近とても忙しくなって家族とともに動くことができなくなったことから、久々に家内を同伴して一泊の予定で訪問した。出発前には外出をためらっていた家内が、帰るときにはスパリゾートの大ファンになり、「来年も是非行きたい」と言い出す始末である。
蘭展の内容は、その数も質においてもなかなかのものだ。ブルーリボンには、なかなか見られない優良な個体や、栽培の苦労がにじみ出ている大株のすばらしい作品だズラッ・・・とならんでいる。スパリゾートというすばらしい会場と、蘭展に参加された皆さんの熱意を十分に味わわせて頂いた2日間であった。今後は、この蘭展をますます発展させることにより、この地方に根ざした大規模な蘭展の歴史を作っていただきたいと心から思った。
そこでこの場を借りて、蘭展に参加される皆さん、また、近隣の関係者のみなさんに提案します。蘭展を開催するうえで、これほど恵まれた環境は他には期待できないと思われます。福島県には多くのラン愛好団体があり、それぞれの例会や蘭展を開催しておられるでしょう。そこで、年に一回、これらの仲間がこのスパリゾートに集結し、愛倍されている花を眺めながらお互いに友好を深められるのは如何でしょうか。一年に一度のお祭りです。特に地方で開催される蘭展は、一般のお客さんにランの花を見ていただくだけでは成り立ちません。また、趣味でランの花を愛し・栽培しているという意味のなかに、ランの花でつながるたくさんの仲間と友好を深めることがあります。そのような意味でも、このスパリゾートでの蘭展を、東北地方の大きなお祭りにしていただくことを心から期待します。そして、東京や他の地方の方々をお客様としてお誘い下されば、皆さんは喜んで参加して頂けるでしょう。今後の、蘭展の発展を心から祈願しています。
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