L. lobata var. tipo


L. lobata var. tipo
写真提供 : ハムうさ さん [神奈川] 2003年7月26日
E-mail : yagi@kdt-kousha.or.jp

[作者のコメント]
lobataは約50cmの大柄な株に、
この種としてはやや大きめの13cmの強い芳香を放つ素晴らしい
の個体で、
ブラジルで行なわれた良個体同士のシブリングだそうです。
'Jeni ' に見慣れた目には
非常に濃色で鮮烈な感じのする花です。
このlobataは、トリアネイ同様
ワシントン条約1類に指定され、
日本の種の保存法にも記載される希少種です。
ですから、山取り
株はもちろんのこと輸入するだけでも困難な種です。
パープラータに株姿は似るが、
花は独特の
角張った花様でなかなか味のあるものです。

ロバータ、僕も今年初めて咲かせてみました
パープラータよりやや小ぶりな花ながら
ペタルとリップ周辺のフリルが繊細で、
イメージ通りのとても美しい花でした。

丈夫な植物だけど、希少種なんですね。
タネやクローンで殖やすことが出来るなら‘もう安心’
という単純な話じゃあないんだろうな。

現在世界の人口は 毎秒2.4人、年間7600万人の勢いで増加して、
2025年には80億人に達するだろうと言われます。
宇宙船地球号の定員は、
先進国の食生活レベルを維持した場合で22億人、
後進国並の食生活レベルならば80億人。

毎年24億トンの二酸化炭素を排出し、地球の温暖化も進みます。
年に1700万ヘクタール(日本全面積の約半分)の
熱帯雨林が消滅しているとも言われます。

毎日毎日 長時間 満員電車に詰め込まれ、
快適に空調された高層ビルまで長距離を移動して、
夜遅くまで煌々と照明されたオフィスで残業し、
僕たち都会のサラリーマンって、
いったい何を世の中に送り出しているんだろ?

稼げりゃいいってもんじゃない!!
もっともっと大切なものを守るため、
僕らは何とかしなきゃならんのです・・・

                    From Ron


[Return to Room species]