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C. loddigesii 'Nakazone No.1'

[作者のコメント]

この花を育てて10年以上になります。年に2本新芽を伸ばし、
うまくいくと両方のバルブにシースをつけます。
こんな育てよい花ですから、何回か株分けもしました。
でも、その後、バルブが15センチほどにしかならず、
花が1輪のみということが数年続きました。
それもそのはず、プラスチックばちにミズゴケで植えたり、
何年も植え込み材を変えてやらなかったり・・・。
それでも、生きているからと気にもとめず、そんな
横着な栽培をしていました。か弱い芽しか出なくなって
しまったので、この2、3年は、気をつけて見ていました。
今年、バルブが1本しか伸びなかったこともあってたくさ
ん花をつけてくれました。根の成長が悪ければ、
すぐ植え替えてやる、簡単なことですが愛情を持って
接してないとついつい疎かになってしまうことを反省しています。

まさしく真さんのおしゃるとおりです。
『なんで私の所に来ると枯れちゃうの?』
そんな話しをしばしば耳にします。
‘愛情をもって’ 解りやすい表現のようですが、
いざ具体的にとなると どうして良いのかわからない。
『もしも自分が鉢植えの花だったら・・・・
こんなふうにしてもらえたら嬉しいな〜』
‘相手の立場で考える’
愛情の定義とはちょっと違うかもしれないけれど、
そんなふうに考えてみてはどうでしょう?

                         From Ron
写真提供 : 真さん [高知] 2002年4月8日
E-mail : vanda@sun.inforyoma.or.jp

Abiko Orchid Room
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