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C. amethystoglossa var. semi-alba

C. amethystoglossa var. semi-alba
写真提供 : ハムうさ さん [神奈川] 2003年6月11日
E-mail : yagi@kdt-kousha.or.jp

[作者のコメント]

 この個体の入手は、今年の東京ドームで五島園芸さんからです。
セミアルのselfの初花で、葉に色素がないので、親と同じ斑点のない完全なセミアルバだろうと言ってましたがそのとおりになりました。大柄なアメジストグロッサとしてはかなり小型の個体で、特徴の斑点がない個体は大変希少だそうです。
 高価にもかかわらず、一期一会の一言でつい衝動買いしてしまいました。私としては、あのプチプチした斑点が大好きなので、ちょっと物足りないです。NS6cmの小輪ですが、濁りのないクリームがかった白のペタルとビロード紫のバチ型のリップは大変美しいです。

 ちなみに、フォームとはformのことで、変種を表すvarよりも下位の異変を表しますが、
生物学的には、変種の定義はある一定の個体群が他の一群と異なる場合の地方変種を言うので、洋蘭の色変わりは、一群の中に少数だけ存在する色変わりのみのわずかな異変なので、正しくはフォームと言うべきだそうです。
 なぜならばvarセルレア
が発見された場所に行ってもその個体が他に存在するわけではないからです。

 まあ、所詮原種洋蘭と言えども人の栽培する園芸植物で商品に過ぎないので、なんと呼ぼうと勝手ですが、パフィオで有名なDr田中のホームページでは、色変わりの変種を f. (フォーム)と表現しています。

リップの特徴、花型は確かにアメジストグロッサ。
でも、ほんとうに点々がありませんねぇ〜

クリーム色の花も綺麗だけれど、
黄昏時の半逆光でしょうか?
背景と反射光が効果的で、
とても美しい写真に仕上がっていると思います。

ハムさん、フォームについての解説どうもありがと (^.^)
分類学的に言うと そ〜いうことなんでしょう。

でもさ、
最後のコメント、僕も全く同感です!
種の定義すら いわんや色変わりをや
といったところかな?

あはは〜
なんと呼ぼうが勝手なんでしょうね♪

                               From Ron


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