ストロボを使うなら

ストロボは絶対に花に向けて直接当ててはいけません。
直接当てると下のカサブランカ(白いユリ)のような写真になってしまいます。自動調光のストロボを使っても至近距離から強烈な閃光はほとんどの場合強すぎて、花弁の繊細な色合いを表現することはできません。ほとんどの場合が露出オーバーで白っぽくすっ飛んだ色調になると思います。ストロボを正面から発光させることしか出来ないコンパクトカメラやデジカメではストロボは発光させない設定にしておきましょう。





ストロボの正しい当て方
カメラからストロボを外せるタイプ、あるいは発光の向きを変えられるストロボを用意しましょう。私の持っているストロボは、発光方向を上下に変えられるので天井に向けて発光させるようにしています。私の家の天井の高さは2mくらいで色は白ですが、天井へのバウンズ撮影には意外に強烈な光を必要とします。ガイドナンバーが32で比較的大光量のストロボを使用していますが、これが下限だと思います。できればもっと大きなガイドナンバー45くらいのものを用意できれば余裕があります。