2001年4月のカトレア
春爛漫。朝の通勤が気持ち良い季節になりましたね。(^^)
春分の日が過ぎると日の出の時間がぐっと早くなったことを実感します。
自宅近くの林からは、早朝からウグイスの囀りも聞こえるんです(4/4)


日向ぼっこ もうそろそろ戸外栽培の季節ですね

 
4月も中旬を過ぎると春の風が薄着の肌に心地よく感じられます。庭のコウライ芝も、若葉を芽吹きだしました。長い冬、暗い室内で我慢したカトレア達が、明るく風の通る外へ開放されるシーズンの訪れです。私のところでは、植え替えの済んだミニ種から順々に外につるし始めます。順番待ちのスタンダードは、うららかな春の日差しがさす軒下へ並べてあげました。
 うっかりすると葉焼けを起こしてしまうので、様子を見ながらの日光浴です。
C. ワルケリアナの苗

 札幌に住むほったさんからつい先日いただいたワルケリアナです。ほったさんとはネットを通してお知り合いとなり、この春東京でお会いする機会に恵まれました。それはとても嬉しい出来事でした。ホームページを作って良かったな〜と思います。このワルケリアナはその時の記念の大切な株。開花まで上手に育てて2年くらいでしょうか。どんな花が咲くのかとても楽しみです。ほったさん、どうもありがとうございました。大切に育てますよ〜。
C. walkeriana の苗
Lc. Mini Purple Lc.ミニパープル

 今年もまた大きな花を2輪咲かせてくれました。ややつぼまり気味の花でも花径は10cmを裕に超えています。私のミニパープルは個体名が無い株ですが、素晴らしい選抜個体がいくつも流通しているようです。ちょっと目を凝らしてセパルの先端を見て下さい。きらりと光るしずくが見えるでしょ?あま〜い蜜が光ってるんです。(^^) でも、ワルケリアナ譲りの香りがあだとなり、不運にも私の家では決してリビングに飾られる事はないんです。
育苗中のカトレア達

 小さな鉢から順々に春の植え替えを始めました。Blc.メモリアヘレンブラウン'スウィートアフトン'(左)、C.ボブベッツ(中)、Lc.メロディーフェア'キャロル'(右)はどれもスタンダードタイプですから、開花まであと3年くらいかかると思います。どの鉢のリードバルブにも今春の新芽が膨らみ始めているんですよ。今年もまたひと回り株が大きく育つ事を願いつつ丁寧に植え替えたつもりです。

育苗中のカトレア
Sc. Fairyland 'Sara' Sc.フェアリーランド 'セーラ'

 この冬はフェラリーランドらしき札落ち株を何株か家に連れてきました。個体ごとに微妙に異なる色彩の変化は、値段の手頃さとあいまって、人の心をくすぐる魅力があると思います。ホームセンターにずらっと並ぶフェアリーランドを見て、「ああ、この一鉢からカトレア栽培始める方もいるんだな〜。」なんて想像します。
 もしかして、あなたのカトレア栽培のきっかけもフェアリーランドからだったりして。。。
Bc.パストラル 'イノセンス'

 2月に渋谷の東急デパートで開催された蘭展巡りの記念に買ったパストラル。と〜っても安く手に入れたのですが、バルブが自立できないくらい細くて、こんなんで大丈夫かな〜、といった感じの苗でした。冬の間は霧を吹いてはビニール袋をかけ、なるべく暖かいリビングの窓際へ置きながら株の回復を待ちました。その甲斐あって株もとには、ホラ、新しい元気な根っこがぐんぐん伸び出してきてるでしょ。新芽も既に動きが見えます。白い大きな花に対面できる日を夢見て今日も明日もせっせと霧を吹いてあげましょう。
Bc. Pastral の苗