2001年1月のカトレア


Soph. コクシネア

 
昨年12月上旬にホームセンターで求めたコクシネアの開花株。この2株は化粧鉢に寄せ植えされていました。家に着たときにはそれぞれ1輪づつの花しか着いていませんでしたが、今は5輪の花が見られます。白い家具の上に置いて記念写真を撮りましたが、普段は湿度を保つため水槽の中に置いて鑑賞しています。水槽の底には金魚用の化粧砂を敷き、水をたくさんしみ込ませました。部屋が薄暗いものですから、20Wの植物育成用ランプを点けました。温度・湿度が適当だったのでしょうか、かれこれ2ヶ月以上も花のみずみずしさが保たれています。ところでこのコクシネア、お幾らだったと思います?2株に化粧鉢付きで、たったの\1480。どうやら量販店ルートでは、品種に関わらない一律価格設定が定着しつつあるようです。
日光が射し込む出窓

 冬場に花を咲かせる株が多いカトレアは、保温もさることながら採光にも十分気をつかってあげる必要があります。ここは南側2Fの出窓で日光を十分浴びた大型株からは、シースをやぶって大きな蕾みが膨らみ始めています。ちょうど中央あたりに小さな黄色の花が見えますでしょうか?Sc.フェアリーランドのレモンパイが今年もそろそろ開花時期を迎えました。手持ちの2株中、大きな株には4つ、小さな株には1つ蕾みが着きました。開花株は来月の紹介にしたいと思います。
Slc. モーニンググロー 'ヒトミ'
 
 去年の春先に、売れ残り処分品として埃を被っていたモーニンググローが立派な花を咲かせてくれました。ミディーながら落ち着きある深紅の整型花です。両親の片方がSoph.コクシネアですから、低温にも耐える強さがあると思います。まだ半年の付き合いですが、花が美しい事、強健である事、成長が早い事、花着きが良い事、園芸種としての大切なポイントをしっかりおさえた優等生だと思います。
あえて難をひとつあげるとしたら、葉の展開時に十分気を配らないと不整型に展開しやすので注意です。
Sl. Layla (Soph.アリゾナ×L.スターリースカイ)

 昨年の春ヘゴに着けたワインレッドのミニに花が咲きました。L.スターリースカイからは深みのある花色を受け継ぎ、フラットに開く丸弁はアリゾナ譲りだと思います。まだ2輪しか開いていませんが後ろにも蕾がもうひとつ残っていて、1バルブから3輪の花が開きそうです。まだ開きはじめで、ペタルがしっかりと開ききっていないのが残念です。手入れは少し面倒ですが、ヘゴ着けは眺めていて楽しいですね。しっかりとした太い根がぐいぐいとヘゴに食い込んで伸びる様子は気持ちのよいものです。

流行の交配?

 Soph.アリゾナはソフロ系の血を注ぐための交配親として、L.スターリースカイは鮮やかな色調の整形花を咲かせる強健な交配親として、この2種のミニカトレアを使うケースが増えているのではないでしょうか。本種はこの2種の交配から生まれたSl.ですから、今後優れた株が選抜されてくることを期待しています。今年の蘭友会主催蘭展でも、本種から入賞株が出たようです。
 私が持っている株でさえとても素晴らしいミニですから、いつまでも未登録ではなくて、相応の名前を贈ってあげたいものですネ。
2001年 Sl. Layla という名前がつきました。(^^)
Soph. ウィッチジアナ

 開きましたよ、ピンクのソフロ。うちへ来て、もうすぐ3年になるかわいいミニです。5cmに満たない小さな株から、こんなに立派な花を咲かせるのですから驚きです。今年は2輪の開花だったので、来年の目標は3輪といったところでしょうか。小さいのがお好きなあなたには、是非とも育てて頂きたいソフロです。