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Lc. Melody Fair 'Carol'
別品種名 Sc. Melody Fair 'Carol'
Lc. Melody Fair = Lc. Stephen Oliver Fouraker x C. Horace (1988) Registered by Lino, T. (Dogashima)

Lc. Melody Fair 'Carol'
写真提供 : 怪物くん 2001年12月24日
E-mail : 0374072101@jcom.home.ne.jp

[作者コメント]
自然光に当たったときのリップの色がきれいですね。 
若干、ペタルなどに色が載ってしまうのですが、すばらしいセミアルバです。
 超有名なこの個体は、須和田農園でも販売しているのですが、
須和田農園の物は、私の個体よりも全体に丸びを帯びています。
これも、メリクロン変異なのでしょう。

Lc. Melody Fair の原種構成比 [交配系統図表示]
L. purpurata
(Soph. purpurata)
1.56% C. labiata 4.69%
C. mossiae 18.75% C. mendelii 6.25%
C. warscewiczii 21.88% C. warneri 6.25%
C. trianaei 32.81% C. dowiana 7.81
我が憧れの 'キャロル' をお持ちでいらっしゃいましたか〜。
怪物くんおっしゃる通りキャロルは超有名・超人気のセミアルバ。
あちこちの蘭展で繰り返し入賞花が出ています。
私の 'キャロル' は入手してもうじき2年。まだ草丈15cmくらいの小さな苗。
初花までもう3年くらいかかるかな〜。
その成長ぶりを気長にじっくり楽しみたいと思います。

さて、今日はクリスマス・イブ。
街中あちらこちらから様々なキャロルが聞こえてきます。
現在キャロルとはクリスマスに歌われるキリスト教の歌を指しますが、
もともとキャロルは中世フランスのダンス曲カロル(Carole)のことだったとか。
"楽しく歌う"という動詞の意味が残っています。

キャロルといえばもうひとつ、
ディケンズ原作の 『クリスマスキャロル』 を語らずにはいられません。
とても金持ちだけど意地悪でケチんぼで心の冷え切ったスクルージの物語。
「そんなの私には関係無い!」と侮蔑する事勿れ。
"経済力さえあれば老後も悠々自適"
なんていう風潮の現代を生きる私たちが取り戻さねばならない
大切なものを思い出させてくれる秀作です。


                                    From Ron


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