Diplocaulobium arachnoideum

Diplocaulobium arachnoideum
写真提供 : 翠香さん [埼玉] 2004年7月13日
URL : http://www4.ocn.ne.jp/~sui/

[作者のコメント]
Diplocaulobium(ディプロカウロビウム)arachnoideum(アラクノイデューム)
ん〜 舌をかみそう〜〜 です。

私のところでも、初めて咲いたのですが、何と1日花です。
朝、起きてみてみると花を発見!
そして、いそいそと、写真撮影をして3時にはしぼみ始めていました。
3輪咲いてくれたのですが、あっという間に終わってしまいました。
これでは、昼間お勤めしている男の方などは、なかなか、花が見られないですよね!。
花弁の先にグラデーションがかかっているのが、お分かりになりますでしょうか?
ほんと、神秘的な花でした。


ディプロカウロビウムは diplos = 2つの caulos =茎 bios = 葉
という単語から構成された属名です。 写真には写っていないけれど、
シュードバルブが2つに分かれているのかなぁ〜?
どんなだろう・・・

種小名の
arachnoid は クモの巣状の といった意味なので、
株を埋め尽くすように咲いたたくさんの花弁が、
クモの巣のように見えることに由来するのかもしれません (^.^)

シュードバルブの様子

翠香さんからバルブの様子が良くわかる写真が届きました。

株の大きさ

翠香さん:
株全体の様子です。
こういう種類ですから、想像はつくかと思いますが、大きさは、ボールペンを参考にしてみてください! (7/15)
 
Michikoさん:
 ディプイロカウロビウムですが、このサイトによると、一つの株から2種類のシュードバルブが出るという意味です。
 それからアラキノイディウムは、クモの巣ではなく、クモそのもののようです。
 花が クモのように見えなくもない/見えるようでもある というところですか。

 ほら、ギリシャ神話のArachne、
 織物がたいへん上手かったけれど、女神のAthenaと腕を争ったため、罰でクモにされてしまったあの娘です。
 因みにクモ嫌い(クモ恐怖症)は、arachnophobia となります。 (7/16)

Ron:
 翠香さん、Michikoさん、 いろいろ教えてくれてどうもありがとう♪
 Michikoさんが紹介して下さったサイトには、次のような記載がありました。
 Common Name or Meaning refers to this genus having 2 diferent types of pseudobulbs on the same plant
 (慣用名は、同一の株から2種類の違ったタイプのシュードバルブが生えることに由来する。)
 翠香さん 2種類のシュードバルブが生えるそうですので、観察してみて下さいね。

 クモ嫌いの人が アラキノフォービア(arachnophobia) と呼ばれるなら、
 クモ好きの人は アラキノフィーリア (arachnophilia) になるのでしょうか?
 ほら、今、日本でも スパイダーマン が人気でしょ  (^.^)
 (7/17)


アワチドリ ニューギニア産のこの蘭は、 
標高800m〜1500mの
雨の良く降る森に生息するそうですよ。
花の寿命は1日花で儚いけれど、
たくさんの花が一斉に咲く様は、正に豪華絢爛!!
不定期咲きで、年中花が見られるとありました。

左は僕の家で咲いているアワチドリ。
次々と開く花穂は一ヶ月ほど楽しめます。
サラリーマンには
やっぱり こっちかなぁ〜 (^.^)

              From Ron


Abiko Orchid Room
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