Den. mohlianum

Den. mohlianum
写真提供 : おじこ さん [東京] 2002年6月2日
E-mail :EZN03465@nifty.ne.jp

[作者のコメント]
L&R の株で、ラベルには
( 'Barumba' x 'Dark Halo' ) + COLCHICINE と書いてあります。
根も太いし花弁も厚みがあって確かに4Nみたい。

小さいのがいくつも咲いて、おじこさん好みの花でしょう。
濃い朱色で光沢のある花が、バックの青空によく映えます。

モーリアナムは南太平洋の島に生えるデンドロさん。
フィジーか ニューカレドニアか はたまた ミクロネシアか
南太平洋っていったって広いから、
どこにいらっしゃるのかまでは存じあげません。
なんでも たっぷりのお水でもてなせば
ご機嫌麗しゅう お花を咲かせてくれるとか。

コルヒチン(Colchicine) とか 4N とか
ちんぷん かんぷん の方 いらっしゃるでしょう。
Ronさんは ちんぷん かんぷん ではないけれど、ちょっとあやしい。
あやしい人が解説したら、もっとあやしくなるからやめようか。

                       From Ron


あやしい解説(その1) あやしくてもいいと言ってくれる人だけ読みましょう
コルヒチン処理(倍化処理):
細胞の増殖サイクルをDNA合成後、分裂中期でストップさせるお薬。
分裂中期に細胞分裂が止められるととどうなるだろう?
一つの細胞の中に、通常の倍の染色体が入った細胞ができるでしょう。

あやしい解説(その2) 正確には専門書で調べよう
4N(4倍体):
普通、人間の細胞は2倍体。母親と父親から1セットずつ、
計2セットの染色体を譲り受けて持つから2倍体。蘭も同様2倍体が基本です。
けど、コルヒチンのようなお薬で倍化処理を施すと・・・
2セットだったのが4セットの染色体を持つ個体が発生し、
これが4倍体(4N)と呼ばれます。
一般に、2倍体より4倍体の方が性質が強いと言われます。

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