Helleborus (クリスマスローズ)

クリスマスローズを最初に栽培し始めたのは、たぶん11年くらい前だったと思います。その頃、日本ではまだいろいろな色のクリスマスローズは流通しておらず、当時通信販売で入手した個体は白とグリーンの中間くらいの目立たない花色を、うつむいて開花する株でした。いつか園芸誌に紹介される様な見事なクリスマスローズを育ててみたいと思い、5年前から毎年一鉢ずつ殖やしています。性質は強健で、半日陰での栽培に適していますから、裏庭などに空いたスペースがあればOKで、ほとんど手間もかかりません。鉢植えもおしゃれですが、庭植えでは意外と大きく育って、花もたくさん付けてくれます。クリスマスローズは最近人気が出てきましたが、日本語の園芸書はまだほとんどありません。これから続々と出版されるはず。

クリスマスローズ オリエンタリス ピンク

クリスマスローズ
オリエンタリスハイブリッド ピンク系


8号の鉢植えです。
今年はものすごい数の花を咲かせてくれました。4月に株分けして3鉢にしました。

(1998年開花株で購入)

クリスマスローズ ニガー

 本来これがホントのクリスマスローズで12月クリスマスの頃から純白の花を開花させます。写真のは庭植えなんですが、何故か我が家では3月下旬から4月にかけて開花します。オリエンタリスよりちょっと暑がりですが、洋蘭栽培を手がけているあなたならきっと何の苦労も無いでしょう。
(1997年小さな苗を庭植えに)

クリスマスローズ ニガー
クリスマスローズ オリエンタリス ブラック クリスマスローズ
オリエンタリス ブラック


通信販売で手に入れました。期待した通りしまった黒花を咲かせてくれました。7号の鉢植えにしています。まだカトレアと同じくらい高価です。
(1998年購入)
クリスマスローズ
オリエンタリス ホワイトスポット


毎年少しづつ花数を殖やしてくれています。写真は8号の鉢植えで玄関先へ飾りました。雪を被ったクリスマスローズのイメージにぴったりなんですが、残念ながら今年は積雪がなく雨上がりの記念写真になりました。
(1997年購入)
クリスマスローズ オリエンタリス ホワイトスポット
クリスマスローズは最近特に人気が出てきており、ホームセンターなどにも苗が並ぶようになりました。開花株はまだまだ高価で(5号鉢で¥2000くらい)、しかも綺麗なものはそんなに多くは流通していないようです。現状では優良な株を入手するには、信用のおける会社の通販を利用するか、あるいは生産農家へ直接出向くのが良いでしょう。
2001年3月開花のクリスマスローズは 「湖北の花壇 」 へGo!

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